『おはリナ!』メインキャスターの山本里菜「皆さんの朝がより充実したものになる手助けができる番組に」
リズムとかテンポというのは喋るスピードとかコーナーの時間割といったことですか?
「コーナーの時間もそうですし、細かいことなんですが、お天気に振る時にいったん気象予報士さんの顔を入れるのか、すぐにお天気カメラにいっちゃったほうがいいのかとか。“なんか中だるみするな”というのはそういう細かいところから生まれてくるので、そういうのはどっちがいいんだろうということもスタッフさんが熱心に話してくださっていて、ちょっとずつ良くなっているかなと思います」
番組冒頭の「タイパニュース」は短い時間でテンポよくニュースを伝えています。
「一つのネタや一つのニュースについて深く掘り下げて“どうすれば解決できるか”というところまで話すと、多分見ている方も“そうすればいいんだ”と自分の中で解釈して終わって、それを人に話すことにつながっていかないと思うんです。でも15秒とかで短くパンパンパンパンとやっていくと“え? こんなことあったの?”ってなるじゃないですか。例えば東京メトロが上場したという話だと“え? なにそれ?”って思っている間に次のニュースに行く。そこから自分で調べて“ああ、こういうことがあったんだ”ということを会社で話すと、そこからみんなの話が広がっていくのかなと思うので、タイパニュースは私の中でも番組の重要な位置なのかなと思っています。このタイパニュースは『おはリナ!』を見てくれている周りの人にも“あの15秒のニュースはすごくいいよ”と言われているので、あれはずっと続けていきたいなと感じています」
最後に視聴者の方に。
「“この話、会社でしたいな”とか“こういうことが日本で起きているんだ”“こういう問題があるんだ”といったことをコンパクトに幅広くお伝えしていきたいと思っています。皆さんの朝がより充実したものになる手助けができる番組になりたいと思っていますので、見てね~(笑)」
同番組は月~金の朝7時から生放送。月~木は山本が、金曜は同局の田中陽南キャスターがメインキャスターを務めている。