成田凌、ハッカー役“高速タイピング”の秘密を明かす「実際は“指1本”レベルです(笑)」
公開中の映画『スマホを落としただけなのに ~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム』の舞台挨拶が10日、都内にて行われ、主演・成田凌と共演のクォン・ウンビ、主題歌・imaseが登壇。観客との質疑応答が大いに盛り上がった。
スマホを落としたことで、連続殺人鬼に命を狙われるヒロインを描いた志駕晃による原作小説を、中田秀夫監督が映画化した人気シリーズの最終章。
シリーズ1作目から連続殺人鬼・浦野を演じる成田は、自身が衝撃の姿を演じているラストシーンに「撮っている最中からお客さんがどう見てくれるかと…」と振り返りつつ「怖かったとか笑ったとか、いろんな反応を頂いている」と反響に感謝。今回、ヒロインを務めるウンビは上映後の観客に「皆さん、いかがでしたかー?」と日本語で呼びかけ、会場からは盛大な拍手。前2作のファンだったというimaseは、今回書き下ろしで手がけた主題歌に「自分の楽曲ってポップなイメージが強いと思うんですけど、そうじゃない自分を見せられる素敵な機会を頂きました」と手ごたえ。
タイトルにちなんで「落したくないもの」を聞かれると、成田は「メガネをよくするんですけど、よく落とすんです。もう10個くらい…」と言い、さらに「よくものが無くなるんです。こないだも引っ越しをしたらスーツのラック一式無くなりました。どこ行ったんですかね」と嘆き、ウンビから日本語で「泣かないで。買ってあげます」と慰められる一幕も。
さらにこの日は、観客からの質問を受け付け。次々と手が上がる客席に成田も「こんなに質問の手が上がるってなかなか無いですよね」と感激しきり。そんな成田は、劇中でのタイピングの速さの秘訣を聞かれると「適当です(笑)。あれはスタッフの準備のおかげなんです。何を打っても、その文字が出てくるようになっていて…。みんなの努力のおかげで、私は適当にやらせてもらっています」と告白。1作目から天才ハッカーを演じ続けたことで、タイピングの技量が上がったかと聞かれると成田は「まったく(笑)。“指1本”(で打つ)レベルですよ」と明かし、会場の笑いを誘っていた。