世界を変えるアイデアが福岡で決定。毎日の歯磨きで歯の健康状態を測定できる「MIGAKO」が日本代表に
1200もの応募から勝ち上がったファイナリスト10組(撮影:マツモトカズオ)
同イベントでは福岡市経済観光文化局創業推進部部長の大倉野良子氏、BEYOND2020NEXT FORUM代表幹事の一木広治氏 、演出家・映像クリエイターの吉田拓巳氏、 Red Bull Basement 2021の日本代表であるNCMSの笠井涼平氏、副田幸暉氏ら5人の審査員が①コンセプトの独自性 ②ビジネスへのインパクト ③アイデアの実現可能性 ④応募者のプロフィルなどの各項目を中心に総合的な審査を行った。
冒頭、福岡市の高島宗一郎市長がビデオメッセージを寄せ、ファイナリストに挨拶。「世界を変えようとチャレンジする人を応援するスタートアップのまちである福岡市でJAPAN FINALが行われる事を大変うれしく思います。日本代表に選ばれた方も選ばれなかった方も歩みを止めず、失敗を恐れず、世界を変えるためのチャレンジをこれからも続けてほしいと思います。新しい時代は誰かから相続をされるものではなく、自分たちの手で創り上げて、築き上げていくものです。若いみなさんの力に期待をしています!素晴らしい世界を一緒に創っていきましょう!」と会場に集まった若者たちに熱いメッセージを届けた。
各ファイナリストのプレゼンに対して審査員からの質疑応答では「実現可能性はどの程度あると考えているのか?」「コストはどれくらいかかるのか?」などの鋭い質問に加え「すでに類似したサービスはたくさんあるのでは?」といった厳しい指摘も出て、審査員たちの本気度が伝わってきた。その一方で「他の分野でも応用できるのではないか?」など、具体的なアドバイスや審査員ならではのコメントは学生たちには大いに参考になったに違いない。