世界を変えるアイデアが福岡で決定。毎日の歯磨きで歯の健康状態を測定できる「MIGAKO」が日本代表に
審査員の面々(撮影:マツモトカズオ)
表彰式後、審査員を務めた吉田氏は「他のアイデアも非常に幅広く、審査はかなり悩んだ。MIGAKOはまだまだ実現性や医療分野の専門性の面でブラッシュアップ点は多いが、世界で認められてほしいという期待値を含めて選んだ。選ばれなかったアイデアもぜひ引き続きチャレンジしてほしい」、大倉野氏は「ファイナリストとしてプレゼンをした皆さんはプレッシャーがあったり、準備に多くの時間を要したと思う。ここ福岡市でいいプレゼンが見れてよかった。福岡市はスタートアップ支援や、実証実験のフィールドも提供している。起業する際は声をかけてもらえれば、全力でみなさんを応援していきたい」、副田氏は「MIGAKOのアイデアは『こんなものがあったらいいな』と思えるアイデアだった。世界の問題も解決しうるアイデアですごく良かった。技術的に難しい点は多いが、グローバルファイナルに向けてブラッシュアップしてほしい」、笠井氏は「非常に面白いアイデアがたくさん聞けて楽しかった。MIGAKOの2人はグローバルファイナルで、肌で世界を実感して今後につなげていってほしい」などとそれぞれの分野からの視点で総評し、この日のイベントを総括した。
優勝した文さんと小田さんは「めちゃくちゃ嬉しい。ふるえが止まらないくらい。他のチームの発表ももっと聞きたいなと思えるくらい楽しかった」と喜びを語ると共に「せっかくチャンスをもらったので日本代表として恥ずかしくない発表をしていきたい」と約3週間後に控えたグローバルファイナルに向けてさらにアイデアをブラッシュアップしていくと力強く語った。