女子ボクシングで世界選手権に出場の木村萌那がデビュー戦で1RKO勝ち「萌那ワールド、どうでしたか?」【Krush】

左ストレートがズバリと決まり1回目のダウンを奪う(撮影・蔦野裕)

 木村はこの日、プロ戦績4戦の荻原愛(ONESIDE KICKBOXING GYM)と対戦した。

 1R、サウスポーの木村とオーソドックスの構えの荻原。木村は圧をかけて右の上段の前蹴り。右足を上げて牽制するところに荻原がパンチで前に出る。木村は荻原の右インローに左ストレートを合わせダウンを奪う。立ち上がった荻原に襲い掛かる木村。前に出る荻原に右フックを合わせる。そして左ストレートをかわされると返しの右フックで2度目のダウンを奪い、木村がわずか1分30秒でKO勝ちを収めた。

 木村は試合後のマイクで「今日は遠いところから応援ありがとうございました。萌那ワールド、どうでしたか?(笑) でも、まだまだこんなもんじゃないので、もっともっと強くなってここに戻ってくるので、また応援よろしくお願いします」と笑顔を見せた。