那須川龍心が数島大陸に1RKO勝ちでついに王座獲得「僕がこれからもっとキックボクシング界を盛り上げる」【RISE183】
那須川のパンチで数島がダウン(撮影・荒木理臣)
那須川は昨年2月に行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」準決勝で塚本望夢に敗れ、フライ級トップ戦線から一歩後退。しかし以降7連勝。その中にはそのトーナメントで優勝した松本天志と塚本にリベンジを果たす勝利も含まれ、今回のタイトル挑戦にこぎつけた。
大歓声の中、両者が入場。数島がコールの際、天心が見せていたトリケラトプス拳の構えを見せ那須川を挑発した。
1R、サウスポーの数島とオーソドックスの構えの那須川。那須川が右ハイ。数島がガード。那須川が踏み込んでワンツーもバッティングが発生し、一時中断。数島が左インロー、ワンツー。数島が前に出たところで那須川がカウンターで左フック。数島のパンチに那須川がカウンターで右ストレート。数島もカウンターで右フック。ともにロー。那須川の右ハイに数島がカウンターで左を合わせる。残り1分を切って数島が前に出て打ち合いになったところで那須川がカウンターで左フック。数島がパンチを出したところに右ストレートからの左フック。これで数島がダウン。立ち上がるも足元がふらつき、レフェリーが試合を止めた。