寺山遼冴がRISEでは初のKO勝ちで来年のタイトル戦線殴り込みを宣言【RISE183】

3つのダウンを奪いKO勝ち(撮影・荒木理臣)

 3R、圧をかけて右インロー、右ミドルの龍蔵。寺山はすぐにパンチを打ち返す。龍蔵の圧を足を使ってかわす寺山。龍蔵のボディーストレートにワンツーを返す寺山。龍蔵が前に出たところに寺山が左の三日月蹴りをドンピシャのタイミングで合わせダウンを奪う。立ち上がった龍蔵がパンチを振って前に出るが寺山は冷静に見切るとパンチを打ち返し、下がらせる。そして再度、龍蔵が前に出たところで寺山がカウンターで左ストレートを合わせてダウンを重ねる。なおも立ちがり前に出る龍蔵だったが、打ち合いの中で寺山が左ストレートで3つ目のダウンを奪いKO勝ちを収めた。

 寺山は試合後のマイクで「11月、12月からに自分のジムがオープンすることになったので、そこのほうも注目お願いします。そして“パワーがない”とか言われたので、今日はKO勝ちで勝ちたくて。RISEで初めてのKO勝ちで、いい結果が残ったと思うので、来年はタイトル戦線、お願いします、伊藤代表」とリングサイドの伊藤隆代表にタイトルに絡む試合をアピールした。

「RISE183」(11月23日、東京・後楽園ホール)
◆メインイベント(第10試合)RISEフライ級(-51.5kg)タイトルマッチ 3分5R無制限延長R
●数島大陸(王者/及川道場)(1R2分12秒、KO)那須川龍心(挑戦者/TEAM TEPPEN/同級1位)○

◆セミファイナル(第9試合)バンタム級(-55kg) 3分3R延長1R
●京谷祐希(TEAM TEPPEN)(1R1分39秒、TKO)長谷川海翔(誠剛館)○

◆第8試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
●伊藤澄哉(戦ジム)(1R2分56秒、KO)髙橋聖人(TRIANGLE)○

◆第7試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
●北井智大(チームドラゴン)(判定0-3=28-30、27-30、27-30)塩川琉斗(TOP STAR GYM)○

◆第6試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
○翔(REVOLT)(1R1分40秒、KO)久津輪将充(RMC/9+nine plus lab.)●

◆第5試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
○寺山遼冴(フリー)(3R2分33秒、KO)KING龍蔵(ROYAL KINGS)●

◆第4試合 スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1R
●岩郷泰成(EX ARES)(2R2分32秒、KO)GUMP(TEAM TEPPEN)○

◆第3試合 ウェルター級(-67.5kg) 3分3R
○和田哲平(FASCINATE FIGHT TEAM)(2R1分51秒、KO)狂狼[きょうろう](台湾/TKBA/PUNCHUP)●

◆第2試合 ミニフライ級(-49kg) 3分3R延長1R
○登島優音(NEXT LEVEL渋谷)(延長判定2-0=10-10、10-9、10-9 ※本戦判定1-1=29-28、29-30、29-29)ワン・チンロン(台湾/TKBA/PUNCHUP)●

◆第1試合 スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
○星 憂雅(IDEAL GYM)(判定2-1=30-29、28-29、30-29)山田貴紀(山口道場)●
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