岡見勇信が5Rの苦しい戦いを制し世界王座を獲得「苦しい期間はいっぱいあったが、この修斗のベルトを巻けて本当にうれしい」【修斗】

息子をケージに招き入れ一緒に試合後のマイク(撮影・蔦野裕)

 判定は48-47、48-47、48-47の3-0で岡見が勝利を収め、第6代王者となった。

 岡見は試合後のマイクの際に息子をケージに招き入れると「今日は本当にありがとうございました。息子を上に上げてしまってすいません。ちょっと、本当に苦しい戦いでした。そして練習でした。ケガが多く、なかなか自分のファイトスタイルを貫こうと思えなかった。その中でどうしたらいいのか。勝たないといけない。こういう戦いを選択しました。賛否両論あると思います。ただキム・ジェヨンに勝って修斗のベルトを巻く。このことだけが私の使命でした。サポートしていただいた皆さんがたくさんいて。何だろう…。UFCで王座挑戦に失敗して、他の団体でも失敗して。本当に苦しい期間はいっぱいあったんですけど、この修斗のベルトを巻けて本当にうれしいです。ありがとうございました! 今日は僕の精いっぱいの戦いでした。ありがとうございました」と語った。

プロフェッショナル修斗公式戦「PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.8」(11月30日、東京・後楽園ホール)
◆第6試合 世界ミドル級チャンピオン決定戦 ミドル級5分5R
○岡見勇信(EXFIGHT)(判定3-0=48-47、48-47、48-47)キム・ジェヨン(韓国/NOVA MMA)●

◆第5試合 環太平洋ライト級チャンピオン決定戦 ライト級5分3R
○エフェヴィガ雄志(TRIBE TOKYO M.M.A)(3R3分17秒、スリーパーホールド)マックス・ザ・ボディ(カメルーン/BRAVE)●

◆第4試合 2024年度新人王決定トーナメント準決勝 フライ級5分2R
●中池武寛(パラエストラ小岩)(1R4分37秒、TKO)シモン スズキ(イラン/和術慧舟會HEARTS)○

◆第3試合 バンタム級5分2R
●平川智也(マスタージャパン)(判定0-2=18-20、19-19、18-20)杉野光星(ALLIANCE)○

◆第2試合 インフィニティリーグ2024 フライ級5分2R
○須藤晃大(EXFIGHT)(判定2-0=20-18、19-19、20-18)亮我(総合格闘技ゴンズジム)●

◆第1試合 フェザー級5分2R
○たてお(ELEVEN)(判定3-0=20-18、20-18、20-18)島村 裕(パラエストラ小岩)●
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