新井丈がストロー級王座を返上しフライ級に専念も復帰はまだ先。暫定王座決定戦の関口祐冬vs安芸柊斗の勝者との熱い戦いを約束【修斗】

ファンへメッセージを贈った新井(撮影・蔦野裕)

 新井は「もちろん万全の状態でやるんで、関口君と安芸君には心配しないで存分に戦ってもらいたいんですが、俺が戻った時にはこのケージの中で修斗のお客さんの心を震わすような熱い戦いで会場を爆発させるだけなんで、そういう簡単な話だと俺は思っています。それが俺らならできると思っています。お互い殴り合った仲なんで、お互い芯を持ったいい男だと俺も認めているので、その日が来るのをお客さんも待ってほしいなと思います」と勝者との熱い戦いを約束。そして「それとは別に、新井丈の背中をいつも押してくれている修斗ファンの皆さんに。修斗の価値を高めるために自分はRIZINに挑戦しました。結果、他団体の選手に2連敗して、自分が思い描く姿とは全く違う形でこのケージに戻ることになってしまって、それは本当に申し訳ないと思っています。ただ、今はたくさんの期待を裏切って、チャレンジャーとして新しい気持ちになれてます。またギラギラした新井丈で、熱い戦いをみんなに見せにこのケージに戻ってくるんで、その時までもう少しだけ待っていてほしいです。お願いします」とファンに頭を下げた。続けて「最後にこれは修斗にお願いなんですが、今日、ケガで欠場したSASUKE選手の防衛戦と同じ日に俺も戦いたいです。SASUKE選手と俺は同じ日にデビューしていて、今の修斗を背負えるのは新井丈かSASUKEかでしょ。その2人で揃って防衛戦をしてどっちがお客さんの心をつかめるのか、SASUKE選手と勝負したいと思っています。そんな最高の日が来ることを信じて、自分は練習頑張りますので、また会いましょう」と要望した。

 世界フェザー級王者のSASUKEはこの日、椿飛鳥を相手に3度目の防衛戦に臨む予定だったのだが、ケガで欠場。来年、SASUKEのケガが治り次第、仕切り直しのタイトル戦が組まれるものと思われる。

 またこの日は1月の後楽園大会で内藤頌貴(THE BLACKBELT JAPAN)vs 泰斗(MMA RANGERS GYM)、山上幹臣(総合格闘技道場STF)vs 当真佳直(reversaL Gym OKINAWA CROSS×LINE)のストロー級2試合が行われることも合わせて発表された。

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