大谷翔司が三度目の正直で悲願の王座獲得。KNOCK OUTと自分自身の強さを証明するためにK-1との対抗戦をアピール【KNOCK OUT】

先制のダウンを奪った大谷(撮影・蔦野裕)

 大谷は試合後のマイクで「本気出したらこんなもんですよ、というのは冗談で、セーンダオレック選手のお陰で6月からこんなに成長できたし、今まで関わってくださったすべての人に感謝します」とまずは感謝の言葉。そして「過去の話はもうどうでもよくて、これからの話をしたいと思います。今、KNOCK OUTは鈴木千裕選手を筆頭に、KNOCK OUT内、または他団体でKNOCK OUTの強さを証明している選手がたくさんいると思うんですが、僕はこのベルトを持って、自分とKNOCK OUTの強さを証明していく選手になりたいと思っています。KNOCK OUTのKO担当として頑張っていけたら。僕も33歳なんですが、最後、ここに人生を注ぐぐらいの気持ちで死ぬ気でファイトしていくんで、今後とも応援よろしくお願いします」と王者としての目標を掲げた。