「それ今年でしたっけ?」 THE RAMPAGE 浦川翔平と2024年のBUZZらないとイヤーを振り返る! 〈BUZZらないとイヤー! 第88回〉

ついに「翔平」と名前が刻まれた刺身包丁のデビュー! 丁寧にヒラメの鱗を取っていきます(撮影・蔦野裕)

ーーTHE RAMPAGEのツアーのフィナーレが見えてきて、東京ドームの日程も発表されたところで、BUZZらないとイヤー!は翔平さんが豊洲市場に行ったときに買って眠ったままだった包丁をおろすっていう儀式を迎えました。今年最大の企画で、銀座の「鮨 おのでら」さんにご協力いただいて、夏に3回連続で展開して、たくさんの方に楽しんでいただきました。

翔平さん:あれは7月でしたか。

ーー取材は静岡公演の前日でしたよ。朝、豊洲市場でアジとヒラメを手に入れて、その夜に翔平さんが捌いて。「誰もライブの前夜にアジとヒラメを捌いているとは思わないよね」って言いながら、ヒラメの鱗を取りましたね。

翔平さん:(長谷川)慎も来てくれて。ただ待たされて“1点見つめ”を発動してましたけど。あれ以降、刺身包丁は再び封印されています。MA55IVEのリリパで長崎に行った時に立ち寄った鮮魚店「宮崎鮮魚」さんにヒラス(一般的にはヒラマサ)を送っていただいて、マミーが全部切ってくれました。すごくおいしいんですよ。

翔平さんは自分でおろしたアジを握って……(撮影・蔦野裕)

ーー刺身包丁もおろしましたけど、お寿司も握りましたよね、慎さんも一緒に

翔平さん:……握ってみて、高さを出すのが難しかったですよね。それがすごく印象に残っていて、寿司を食べに行ってもずっと握り方を見てしまいます。あ、いま何回手の上で回したなとか……ちょっと通ぶった難しい客になってしまっている(笑)。

ーーその後はというと、MA55IVEの初めてのツアーがあり、THE RAMPAGEの東京ドームがあり、そして長崎の話もあったりで座ったり立ったままでのお話回。翔平さん自身がBUZZの中心にいたので。

翔平さん:今は“怒涛の”っていうのがひと段落して、ライブを見に行ったり、人と会ったりする時間もできました。長崎の回で、ラッパーのKohjiyaの話をしたじゃないですか、お姉ちゃんが幼なじみだったっていう。彼にも会えたんですよ。ライブをやってるっていうんで、俺行くわって、会いに行ったんです。子どもの頃に彼と遊んでたかどうかは彼が大きくなりすぎちゃってるし、思い出せなかったんですけど、目のあたりがお姉ちゃんとそっくりで。彼は自分が長崎で活躍してたスーパーキッズな時代を知ってくれてて、地元のヒーロー!めっちゃ見てました!みたいなことを言われて、なんかすごくうれしい気持ちになりました。

長崎ハピネスアリーナ。Kohjiyaを筆頭に注目も人気も集める日本のラッパーたちが集合したイベント時にはパンパンだったという。ちなみにこのアリーナの前に翔平さんの名前が入ったレンガが……

 長崎ハピネスアリーナでのイベントもめっちゃ大盛況だったらしいです。カリスマカンタローさんからその時の写真を見せてもらったんですけど満員で。長崎であんなに満杯の会場ってないですよ。6000人って言ってましたっけ? Z世代がめっちゃ多かったって。

ーー確か学生は映画を見るぐらいの価格で豪華ラインアップのライブが見られたんですよ。