訪日外国人観光客に突撃取材!「YOUはニッポンの喫煙ルールどう思う?」

フランス人女性2人は「言葉の壁が問題」と訴えた(筆者提供)

どこに行けば吸えるのかの情報が足りない!

 旅行前に〈Smorking in Japan〉というキーワードでネット検索したり、JTのサイトを見たりしてから来たという者もいたが、そんなふうに調べてくる外国人観光客はまれだろう。調べたくても言葉の壁がある。「どこに行けば吸えるのか、分かりづらいわ」というのは“屋内はいいの?”と驚いていたフランス人女性。会社の同僚と2人で来日したという。

「喫煙所の場所が見える地図アプリのようなものが欲しい。英語や日本語ならすでにあるのかもしれないけど、私たちはフランス語で情報を検索するから……」(フランス人、女性、30代)

 場所については「どこにあるか分からないので、駅のツーリスト・インフォメーションで教えてもらった」という声が多い。駅や自治体の観光案内所など外国人観光客が最初に足を運ぶ公共スポットの役割は大きそうだ。他にも「晴れの日に、遠くから煙がもくもくと上がっているところがあったので『あ。あそこが公衆喫煙所なんだな』って分かった」と笑いながら話す者もいた。