スーパー・タイガーが一瞬の左ハイで逆転勝ち。村上和成から王座奪還【SSPW】
最後はスーパーが牙山で逆転勝利(撮影・蔦野裕)
スーパーはバックステージで「今まで培ってきたもの、練習してきたものが最後、自分の命を救ってくれたと思う」と言葉を振り絞る。勝負を決定づけた左ハイについては「最初のパンチでそこから先、洗濯機の中に入れられていたような気分で。そこから頭を打ってという中で、かすかなスキが見えたのでそこしかないと思った」と振り返った。そして「ベルトがあるべき場所に返ってきた。言えるのはここからがまた戦い。来年、いろいろな敵が来ると思うので、それを初代タイガーマスクの名のもとに倒していくだけです」と語ると「すいません。意識が」と頭を押さえながら控室に戻った。