dip BATTLES、単独首位も「危機感を持って練習に挑む」昨シーズンの王者KDはSWEEP勝利で2位に〈Dリーグ〉
前ラウンドで、力強いヒップホップ作品で勝利したKDは、KD同様に前ROUNDの勢いのまま波に乗りたいaRBとぶつかった。aRBがスタイリッシュなパフォーマンスで客席をオーディエンスのため息で一杯にしたあとで、KDが登場。音楽、襖を使った演出など和テイストのショーケースは妖しく不気味で、それゆえにどこか無国籍さも薫らせる独特な世界観で圧倒。新たに加入したKELOがラスボスを思わせる圧倒的な存在感で会場を制圧すると全ポイントを奪取してSWEEP勝利した。
全員で抱き合って喜ぶと、エースパフォーマーを務めたKELOは「このステージに立つことができて本当にうれしいです。MINAMIちゃんも戻ってきてくれて、他のKADOKAWAのメンバーもみんなで全力で一緒に作った作品なので、この結果は本当にうれしい」とコメントした。
ランキングは7つ上がって2位に。KELOは、最もチームの勝利に貢献したダンサーに贈られるMVD(Most Valuable Dancer)も獲得した。
前回のラウンドでは王道のヒップホップ作品で勝利した。ROUND終了後の取材で、前ROUNDの勝利でチームに良い変化はあったかと聞かれると、「SWEEPで勝つことができなかったので……」と、Daichi。「最初に負けて次がドロー、その次は勝ったけれど割れて、今日SWEEPで勝利できました。自分たちは悔しい思いで上がってきたっていう部分が強いです。うれしさというよりもROUND.1の悔しさを忘れていません。チャンピオンシップのあの感覚が忘れられなくて、それに向かって今ずっと走っています」と話した。