30代突入のTHE RAMPAGEのRIKU、目指すのは「あんなオヤジになりたいって思われる男」節目の年に肉体美とパンチ力のあるフォト&ワード集を発売 

お気に入りの一枚を教えて!と言われて選んだのは、想定外の青春の味だという「つけ麺を食べている」カット。「僕って好きなものを食べてる時ってこういう顔するんだって自分自身を知った 1 枚。こういう食事はずっと我慢してたので、仕事だもんって!お願いして撮らせていただきました」とのこと。写真を探している最中は「絶対体が出てるやつを選ぶんじゃないかと思ってますよね……」と楽しそうだった。

 取材では、本作のために作り上げた自分史上最高の肉体美についても言及。

「どちらかというとフィジカル組というか肉体派のイメージがあったのか、脱いでいただけますよね!みたいに言われて、オッ!と思って(笑)。僕も負けず嫌いな部分があって、脱げというなら、その想像を超えてやろう、引くほどのレベルで仕上げてやろうってスイッチ入っちゃって。その日から大減量が始まりました。打ち合わせから撮影まで約2カ月以上あったので、1週間ごとに食事やトレーニングのメニューを組んでやっていきました。最後の水抜きの作業が本当にキツくて。THE RAMPAGEの仕事もあったので本当にしんどい部分はあったんですけども、仲間のサポートもありつつ、自分自身が人生最高の状態、フィジカルを作れたかなと思います」

 生まれ育った埼玉県朝霞市での撮影では、思わぬ学びも。自分が通った学校で子どもたちと一緒に校歌を歌った。

「あの子たちの歌声は圧巻でした。(歌うということを)極めていくほどにスキルとかいろんな細かいところを考えてしまうのが人の常なのかなと思うんですけど、彼らは校歌を歌うという行為に全ベットしていて、邪念がないんです。この言葉を声に出すっていうことに一生懸命になっていた。そこに音楽の全てがある気がしていて、彼らの歌にすごく学ばされたというか。聞こえ方とかいろいろ気にしてた自分はちょっとちっちゃかったんだなって、くらったというのが正直なところです。言葉をリズムに乗せ音に合わせて歌っていくことに一生懸命であり続ける。活動がもっと続いて、いわゆる大御所と言われる世代になったとしても、そういう思いで歌い続ける人でなきゃ目の前にいる人には届かないんだなってを学びました」