THE RAMPAGEのRIKUが魅せる「よりリアルなRIKU」! 鍛えあげた心と体で衝撃与えるフォト&ワード集
ステージに立ち続けた2024年「100ステ超えました」
ーーさて、少し『RIKU365』から離れて。2024年も残すところ、あと少し。今年も怒涛の1年でしたね。その波の大きさや激しさは年々増しているわけですけど……
RIKU:今年は今までで一番しんどかったです。体力的にもそうだし……試練が多かったです。1月の終わりから舞台『HiGH&LOW THE 戦国』(以下、ザ戦)があって、正月休みもないような状況で、休みとされる日もずっと台本を読んで終わりました。1カ月弱の公演期間に38公演! やり遂げたって達成感に浸る間もなく、翌日朝から新曲の振り付けを覚えて、ミュージックビデオを撮影して、そのままツアーリハに合流。ツアーが終わったら……『前田慶次 かぶき旅 STAGE & LIVE ~肥後の虎・加藤清正 編~』(以下、前ステ)の準備も始まって。
ーーEXILE TRIBEの若手が集ったライブ『BATTLE OF TOKYO』、THE RAMPAGEとしては東京ドーム公演、EXILE TRIBEが集結する『LDH LIVE-EXPO 2024 -EXILE TRIBE BEST HITS』も……!
RIKU:……ずっとステージに立ち続けた。数えたら、今年立ったステージ、100ステ超えてました!
ーーそういう怒涛も怒涛な1年、29から30 になった年、後々振り返った時に、自分のキャリアのなかでどういった1年だったなって思うと思いますか?
RIKU:限界地点を超えた1年! そういう意味では、歳を重ねればどう頑張っても無理できない時は来るんで無理できるうちに無理しておいた方がいいのかなとも思いますけど……。
ーー限界地点を超えてみよう、どこが自分の限界なのか知りたいなんて気持ちは?
RIKU:そんなのは思わないです!……キャパシティーを超えちゃうのは嫌なんですよ、何かがおろそかになっちゃいそうな気がするから。でもやるしかないという状況に陥ると……ちょっと頑張れちゃうんですね、人って。超えました、限界(笑)。
「舞台のお仕事も楽しいなって思えた」
ーーRIKUさんがさらに鍛えられてしまいましたね。この1年でもっとも印象的だった出来事は何ですか?……なんて、酷な質問ですね。
RIKU:これがっていうのは難しいけれど、THE RAMPAGEでライブするって最高に楽しいなって思った1年でした。東京ドーム公演をやったからっていうことだけじゃなくて、サイヘリ(THE RAMPAGEの2024年のツアー “CyberHelix” RX-16)をやったことでもそう感じられました。それと個人的には前ステですね。前田慶次を演じさせていただいて、役者という仕事だからこそ届けられる“Love,Dream,Happiness”の形があるなって再確認できましたし、舞台のお仕事も楽しいなって思えたので。そういった意味で実りのある1年ですね。
ーーなぜそう思ったんでしょう?
RIKU:他の舞台でそう感じてなかったってことじゃないんですけど、座組ですよね。ありがたいことに僕はザ戦以外全部座長をやらせていただいていて、前ステのカンパニーは大ベテランの方がいるうえに、舞台人しかい。そのなかで、ぶっちぎりで経験が少ない僕が座長やるっちゅうのは……いかがなもんかねと思ってたんですよ。
ーー胃が痛いですね。
RIKU:で、座長としてどう振る舞おうかと思った時に、陣(THE RAMPAGEのリーダーのひとり)を参考にしようと思って。グループでいる時の陣の立ち回りとか、陣だったらどうするかなって考えたり、陣はこうやってたなあとか、そういうのを意識して稽古場に行ってました。そうしたら、どんどんみんなが愛してくれたというか、それもあって特別なものになったんだなと思います。
ーーそのこと、陣さんには伝えたんですか?
RIKU:言ったっけなあ? 陣の立ち回り参考にしたって言った気がするなあ……ちゃんとは話してないですけど。
ーー個人的にはザ戦は楽しめたんじゃないかって思っていました。物語のキーとなる役ではあったけど、座長ではないし、それまでの繊細でいつも悩んでる青年とは違うタイプの役でしたし、おそらくRIKUさん自身とも全く違うキャラクターだと思ったので。
RIKU:そんなことないですよ、怒るのは疲れる(笑)。けどまあ、自分が絶対しないようなことやったりとかしてたんでそれは楽しかったです。ちょっと狂気的な部分とか。お客さんにどれだけ強くて怖いやつなのかっていうのを初手で分からせてやろうって思っていたので。