大仁田厚ががん闘病中の西村修と来年1・26広島で友情タッグ結成。引退するデビル・ザ・マジシャン、葛西純軍と全面対決へ【FMWE】
試合形式は「“原点回帰”ノーロープ有刺鉄線+ジャイアント電流爆破バット6人タッグデスマッチ」。開始早々、大仁田と西村が激しい場外乱闘。リングに戻ると、西村と竹村が大仁田を有刺鉄線に振り、すかさず青木が電流爆破バットで一撃。佐々木が西村を羽交い絞めにすると、矢口が非情の爆破バットを叩き込む。場外で西村が大仁田にジャイアント電流爆破バットをぶち込む。竹村が大仁田にギター攻撃を狙うも、大仁田は毒霧で阻止。大仁田は竹村をギターでぶっ叩き、DDO。矢口が竹村に電流爆破バット攻撃にいくも、西村が身を挺してかばう。最後は大仁田と矢口がサンドイッチ式で竹村を電流爆破バットで一撃し、大仁田がカバーして3カウントが入った。
試合後、大仁田が「西村さん、いつまでもリングに上がってください。お願いします!」と言えば、西村は「人間にはいつか必ず死が訪れます。最後の最後まで悔いなく生きることが私に課せられた使命です。その日まで目いっぱい戦い抜きます」とマイク。僕は西村さんを憎んだことはありません。ぜひ、大仁田、西村組を実現させたいと思います」とタッグ結成のラブコール。ここで、1・26広島での大仁田軍との激突が決まっていたマジシャンがリングに上がり「大仁田さん、西村さん、1月26日、パートナーを用意して、広島で待ってます!」と発言。これを大仁田が受け入れたため、4人タッグか多人数タッグかは未定だが、同大会での大仁田と西村のタッグ実現が決定。マジシャンはパートナーに“デスマッチのカリスマ”葛西の起用を明言した。これまで大仁田と葛西の対戦はあるが、電流爆破デスマッチでの激突は初となる。最後に大仁田は「西村さん、がんに負けるな。1、2、3、ファイアー!」で締めくくった。