八須拳太郎が大門寺崇との3度目のシングル戦でついに勝利「俺のプロレスの魂に火をつけてくれた。ありがとう」【PPPTOKYO】

最後は八須が締めくくった(撮影・蔦野裕)

 ここで大門寺が近寄ると八須は下からフロントチョーク。大門寺はここも立ち上がるとブレーンバスター。しかし八須は離さず、なおも絞り上げる。体を起こした大門寺だったが一瞬動きが止まり、危険と見たレフェリーが試合を止めた。

 大門寺は立ち上がってファイティングポーズを取るが、レフェリーストップで八須がついに大門寺越えを果たした。

 大門寺は大の字のままの八須に右手を差し出すと引き起こし、勝利を称えた。

 そしてマイクを持つと「敗者がマイクを持ってすまん。上から目線で申し訳ない。この思い、もう二度と忘れるなよ」と八須に呼びかけるとリングを降りた。

 八須は「大門寺! ありがとうございました。正直、今日はめちゃくちゃ怖くて。すげえ緊張していて、押しつぶされそうな緊張感がありました。売れでも怖くて怖くて。でも応援してくれる皆さんがいるから、俺はここで戦わないといけないんだと思って。そして俺はプロレスが本当に好きです。そんな熱い思いを皆さんに伝えたくて、、ここに覚悟も持って来ました。大門寺という素晴らしいプロレスラーとやれたから今ここで胸を張ってプロレスが大好きだと言えます。ここ最近はプロレスに対してネガティブな気持ちがあったけど、大門寺が俺のプロレスの魂に火をつけてくれました。本当にありがとうございます」と大門寺への感謝の言葉を口にした。

PPPTOKYO「Eternai Emotion-永遠の遊宴-」(12月10日、東京・新宿FACE)
◆メインイベント(第5試合)Burning Life-火炎-
○八須拳太郎(21分46秒、レフェリーストップ)大門寺崇(ランズエンド)●
※フロントネックロック
◆第4試合 Great Voyage-大航海- タッグマッチ
●エチカ・ミヤビ&夏すみれ(18分53秒、片エビ固め)水波綾○&山下りな

◆第3試合 New Gate of Party-新章開宴- 6人タッグマッチ
三富兜翔&●高橋幸光&今成夢人(15分39秒、片エビ固め)大谷譲ニ○&政岡純&ガイア・ホックス

◆第2試合 Screaming Party-新宿騒乱- タッグマッチ
○小橋マリカ&ハートリー・ジャクソン(8分13秒、体固め)リアラ●&「X」
※Xはバラモン兄弟。

◆第1試合 Sparking Party-闘魂点火- タッグマッチ
○ちゃんよた&ZONES(8分43秒、片エビ固め)真琴&ブランカ真帆●
※延髄斬り

◆Exhibition Bout-シンガポール人留学生の挑戦- 5分1本勝負
△ラビン(時間切れ引き分け)前口太尊△
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