反則負けのイストラテが「山口はシナのコピー」「1回出したパンチは止められない」と裁定に不満【K-1】
試合後の会見では立ち上がって感情をあらわにするシーンも
裁定自体には「特に2枚目のイエローカードに関しては私がパンチを繰り出した後にストップという声がかかった。パンチはそのまま出してしまったので、止められずに当たってしまいイエローカードになった。パンチを出してしまった以上、止めるのは無理なので納得がいかない」と後頭部へのパンチとのジャッジには納得がいかず。ただ「つかみが禁止というのは知っているが、強くつかんで何度もヒザ蹴りを入れるようなことはしたわけではない。自分はアグレッシブなスタイルでやっているので、これくらいは許容してほしいが、1回目のイエローには文句はない。毎回、カードが出るたびにブレイクを取るのはおかしい」とつかみからの攻撃の1回目のイエローカードには納得の様子。
3回目の反則については一連の流れの中で、つかみからの攻撃と後頭部へのパンチのどちらの反則を取られたのかが判然としていないのだが、イストラテは「レフェリーからは特に言われていない。怒っていたので言われたことが分からなかったと思うが、最終的に何でレッドカードになったかは分からない」との認識を示した。
その際に山口が後頭部が押さえて倒れていたのだが「山口選手が非常に接近してくるので、それを避けるためにパンチをいろいろ繰り出していた。そのうちの一つがたまたま後頭部に当たってしまった。殴ろうと思って殴ったわけではない。近づいてくるので横を殴ろうとしたが後ろにそれてしまった」と側頭部を狙ったパンチが山口の踏み込みが速くて後頭部に当たってしまったと説明した。