無差別級トーナメント決勝で昨年3位のアリエル・マチャドがフェン・ルイを破り優勝「3戦3KOできたことがうれしい」【K-1】
決勝、マチャドはこのローで追い詰め、直後の左フックでルイを沈めた(撮影・蔦野裕)
1R、ともにオーソドックスの構え。ルイがいきなり独特なサイドキック。互いにローからパンチの打ち合いに。マチャドが圧をかけて右ロー。ルイもローを返す。マチャドが打ち合いに持ち込むがルイが組み止める。マチャドの右ローでルイがバランスを崩す。異変を感じ取ったマチャドが一気にローから打ち合いに。そして右ローでダウンを奪う。左足を抱え苦し気な表情のルイ。立ち上がったルイに襲い掛かるマチャドは右ローでコーナーに詰めてパンチの連打。最後は左フックで2度目のダウンを奪う。そのままルイは立ち上がれず、マチャドのKO勝ちとなった。
マチャドは試合後のマイクで「人生を捧げてここまで来たのでうれしくてしょうがない。去年のトーナメントは3位。今年はちゃんと考えて、体も作って準備してきた。3戦3KOできたことがうれしい。また来年、皆さんに会えることを楽しみにしています」と静かに喜びをかみしめた。