明日の“やらまいか”スピリットを注入 石井杏奈が浜松でちょっとひと休み
「旅することで視野が広がる」
旅は大好き。
「旅の魅力は、リフレッシュできること。そして、視野が広がるとても有意義な時間になること。考え方が変わったり、悩みがちっぽけに思えたり、大きく息が吸えるようになったり、自分にとって大切な時間です。だからか、お仕事で切羽詰まっていたり、山場の時、旅に出たくなります。一旦、頭を空っぽにして新たな空気を吸いたいって」
鰻を食べた時のように1人行動も楽しいけれど友達と連れ立ってする旅も好き。持ち運びしやすいカメラを持って出かけるという。そのどちらにも共通するのは、訪れた土地をフルに堪能したいという想い。
「個人的には、行きたい場所を調べて、しっかり計算して、充実したいタイプですが、友達と行った時はお任せだったので旅のしおりを作ったりしました」
10年以上踊ってきたことを武器にする
いつもとは違う浜松を歩いて、そこの空気を吸って、リフレッシュして、考えるのは次のこと。
「先日、スタイルブック『AN』を出してイベントをしました。その時に、ファンの方の声を直接聞くことができたのですが、私が踊ってる姿を見たいと言って下さる方が多くて。最近、番組の企画で踊らせていただくことがあったのですが、喜んでくださる皆さんが思ってた以上にたくさんいたことにも驚きました。10年以上踊ってきたんだから、それを武器にするってことをちゃんとやっていこうかなって思いました。
これまで3年ぐらい(ダンスを)休んでいたんですよね。E-girlsで踊っている時がとても楽しかったですし、みんながいて自分だって思っていたので、みんなとじゃないと踊らないって言ってきたんです。けど、やっぱりダンスって楽しいなって、改めて感じられました。
そういう意味で、自分がやってきたことを嘘にしたくないなというか、これから強めにしていきたい。だから、ダンスを使ったキャラクターや作品に巡り会えたらいいなって」
浜松の“やらまいか”精神を取り込んだ石井杏奈。彼女の次の一歩に注目だ。
明日からのやる気をもらえる、浜松の自然たっぷりの“やらまいか”スポット
■浜松城・浜松城公園:https://www.entetsuassist-dms.com/hamamatsu-jyo/
徳川家康が築城。歴代城主のなかには幕府の要職についた者も多く、出世城とも呼ばれる。足元は、市民に緑あふれる憩いの場として親しまれる浜松城公園で、四季の花々、草木が彩る美しい風景が広がる。
■浜名湖
浜松市の西部に位置する汽水湖。遊覧船でのんびりと湖上散策を楽しんだり、周辺に点在する観光スポットを巡ったりと大人から子どもまで楽しめるのが大きな魅力。養殖業も盛んに行われており、うなぎや牡蠣、すっぽんなどが年間を通して収穫される。
■中田島砂丘
日本有数の砂丘のひとつで、映画やドラマ、ミュージックビデオの撮影にも使用されることで知られる。冬場は季節風が作る風紋が楽しめる。水平線、夕焼けから夜に移り変わる様子は絶景。
■はままつフラワーパーク:https://e-flowerpark.com/
四季折々の花々、約3000種の植物が植えられ、世界の花を楽しめるテーマパーク。春の桜とチューリップが人気だが、冬場は「フラワーイルミネーション」が人気。2024年も約100万球の電球が演出する光のガーデンが登場している。2025年1月5日まで。
■松韻亭:https://www.shouintei.jp/
浜松城公園の一角にある本格的な茶室。木造平屋数寄屋造りで、広間・立礼席、離れの小間「萩庵」がある。立礼茶席では、庭や茶道具を鑑賞しながらお茶と季節のお菓子を楽しめる。
26歳になった石井を撮りおろした1冊。石井本人が“最初で最後”と語る貴重なスタイルブックで、私服や愛用品を計55カット公開。さらに兄弟との座談会や100の質問、9000字を超えるロングインタビューも収録しており、これまで語られてこなかった、友人、家族、仕事についてのエピソードも掲載している。天真爛漫な笑顔から大人っぽく魅力的な表情まで、映像作品では見ることのできない姿が見られる。石井は「皆さんにとってのさまざまな選択肢を散りばめています。このお洋服着てみたいな、このメガネや帽子買ってみようかな、こんな美容試しめみよう!など、纏うものを自分の武器にしてキラキラ輝いて素敵な旅と共に人生が豊かになることを願っています」。宝島社から発売中。1870円。税込。