カルロス菊田氏がプロデューサーを退任。後任には宮田充氏が6年ぶり二度目の就任。開国、K-1 ReBIRTHのカルロス路線は継承【K-1】

6年ぶり二度目のプロデューサー就任となった宮田氏

「私の後任は隣にいるKrushの宮田プロデューサーとなりますけれども、K-1は去年、開国して世界へ向けて発信しました。世界へ向けて日本の格闘技を発信して、世界最大の格闘技団体になっていただければなと思っております。K-1のプロデューサーという仕事はひとつのファンクションなんですね。プロデューサー一人でイベントはできないし、仕事もできません。ここまでバックヤードで支えてくれたスタッフの皆さん、選手の皆さん、そしてファンの皆さん、本当にありがとうございました。今後は海外のビジネスを一部お手伝いすることになると思います」と後任は宮田氏であることを発表。

 宮田氏は「昨年の7月にカルロスさんがK-1プロデューサーに就任して、僕がその1カ月後にK-1に復帰させていただいた。そこから1年半弱、新しいK-1を打ち出していく中でカルロスさんとの仕事は楽しかったし、コミュニケーションという部分で世界を相手にすることで、僕は大して英語は喋れないですし、海外を飛び回って今年も多くのK-1大会を海外において開催できましたし、その功績は大きかったと思います。ガラッと去年から変えてきて、もちろん賛否は物事につきものなんですが、新しいK-1を打ち出していくリーダーとしてカルロスさんの功績は大きかったと思ってます。ですので、昨年掲げた開国、K-1 ReBIRTHの精神は変えずに突き進んでいきたいと思っています。今後も海外戦略の中でカルロスさんのお力をお借りしながら進んでいくので、また今後も違う形で仕事をご一緒できればいいと思っています」とカルロス路線の継承を基本に置く考えを示した。