大沢文也が「団体名に一番ふさわしくない選手」と自虐コメントも「バズーカ選手とはレベルが全然違う」【KNOCK OUT】
大沢はサンドバッグを打つ合間にタックルに行く動きを見せていたのだが「うまいですよね」とにやり。そして「勘違いされやすいんですが総合の練習は全くしていない。ただ出稽古先や一緒に打撃の練習をする選手がMMAの選手が多い。あいつらって打撃の練習なのに蹴り足をつかんでこかしにくるじゃないですか。なので勝手に対応できるようになっているだけって感じ。MMAの練習は前はめっちゃやっていた。グラップリングはよくやっていた。日本のキックボクサーの中で多分間違いなくグラップリングは一番強い。DEEPのCORO君とかからも一本取っているし。結構強いんですよ。今回はグラップリングはないですけど」と意外な告白。
今回はUNLIMITEDルールという、MMAに近いルールなのだが「ぶっちゃけやりたくなかった。キックボクシングをやりたかった。ただ“階級も何でもいいし、ルールもなんでもいい”って言ったら、まさかこのルールの話が来た。やるって言った手前“ちょっと待って”とか言ったらクソダサい。だから“おお、いいですよ”って感じ。だって63kgだと減量が全くない。今から2時間あったら落とせるくらいなので。もともと去年くらいから60kgに落とそうって考えてたんですよ。でも落として“逃げた”みたいになるのは嫌だし。このルールが来てびっくりしました」とのこと。
それでも試合を受けたのは「全格闘家に聞いてください。普通のキックボクシングをやったら100%僕が勝つじゃないですか。どう考えても。僕が負ける要素ってなんですか? 何もなくないですか? でもこのルールだったら僕のほうが不利。階級的にも全然違うしパワー差もある。ほぼ総合格闘技だから体重が重いほうが絶対に有利だし。このルールだったら面白いんじゃないかと思う。バズーカ選手が僕に勝つには組んで倒してパウンドかヒジで切るしかない。普通にキックボクシングで考えたら、どう考えても負けないです。ただこのルールだったら面白いと思う。だから挑戦です」とその理由を語った。