中島玲「渡部選手は乗り越えないといけない壁」 勝って来年は鈴木千裕戦実現を目標に【KNOCK OUT】
公開練習では積極的に右ハイを繰り出す
またデビューからの3戦で一番成長した部分については「気持ちじゃないですかね。小手先の技術云々とかは、正直、技術なんて上の世界に行こうと思ったら持っていて当たり前。結局はそれにどこまでかけているか。この前の漁鬼選手との試合で、ダウンを取られてからの後の試合運びなんかも含めて気持ちを見せられた。試合内容は30点くらいなんですが、自分の中で成長を感じられた。そこが一番成長したところ」と精神面での成長を挙げた。
今回の試合についてはインタビューなどで「激闘にはならない」と言っているのだが「取りあえず3R以内には。延長にはならない。“お互いに頑張ったな”という試合ではなく“やっぱり中島玲はすごい”と思わせる試合を見せます」という考えから。
渡部は何度倒されても立ち上がり最後まで逆転を狙ってくる選手なのだが「勝ちたいという気持ちがないとそういう試合はできない。人生をかけて、なんなら“この試合で死んでもいい”という気持ちで戦ってくる選手に対して僕はリスペクトをもって殴り合えるし、立ち上がってくるならその都度倒してやればいいしと思っているし、最後は相手の意識を落として僕が王者になるのは頭の中で100回以上イメージトレーニングをしている」とこちらは何度でも倒してやるという姿勢。