白鳥大珠と原口健飛がトーナメント1回戦で敗退。白鳥は世界の壁の厚さに絶句も「復活したい」、原口は「また強くなるだけ」【RISE】

会見で絶句する白鳥
白鳥は試合後の会見で「世界王者の強さを実感した。一発のパワーが特別に重いとかではなく、戦い方のうまさや試合中の雰囲気だったり、トータル面で“これが世界か”と実感した。練習して対策してきたものが通用するかなと1Rには感じたりしたが、修正というか、その場その場で自分がしてくることを読まれているというか。自分自身、戦っていて、攻め方もどうしたらいいか分からなくなった。そういう面で強さを感じた。トータル面での強さが想像以上だった」と試合を振り返った。
そして「毎日が充実していた。まずペッチに勝つことを第一に考えて練習を積んできたが…」と絶句。そして涙をにじませ「全く届かなかったなという…」と言葉を詰まらせた。
しかし、これからについて問われると「本当に今日、誰が何と言おうと優勝するつもりでやってきたし…。それでも全く届かなくて…。でも実際に世界一を経験して、この悔しさは絶対に持ち続けて。何回も悔しい思いをしてきたが、やっぱり戦ってみて改めてそのレベルで自分はやっていきたいと。世界のトップのすごさは感じたが、やっぱりそこで戦っていきたいという気持ちはあるので、今日の戦いを心の奥に止めて、復活したいと思う」と言葉を振り絞り前を向いた。