白鳥大珠と原口健飛がトーナメント1回戦で敗退。白鳥は世界の壁の厚さに絶句も「復活したい」、原口は「また強くなるだけ」【RISE】

原口の左ストレートに蹴りを合わせるトリンダーデ(撮影・蔦野裕)
 原口は1回戦第4試合でGLORYフェザー級1位のミゲール・トリンダーデ(ポルトガル)と対戦した。
 
 1R、サウスポーの原口とオーソドックスのトリンダーデ。原口が圧をかけて左ロー。トリンダーデも左ロー。原口の右ローにトリンダーデが左ローを合わせると、これがローブローとなり早々に一時中断。再開後、圧をかける原口。トリンダーデが前に出てパンチ、ミドル。原口もパンチを合わせる。反応が速いトリンダーデ。原口は圧をかけて左ミドル、左カーフ。圧をかける原口だがトリンダーデは一瞬の踏み込みで左のショート。残り10秒を切って、トリンダーデは左フックからバックブロー、右ハイとトリンダーデが連続攻撃。これはガードした原口。そして原口の左ローに合わせてトリンダーデは一瞬の踏み込みから右フックを打ち抜くと原口はダウン。立ち上がったが足元がふらつき、レフェリーが試合を止めた。
 
 試合後の会見で原口は「シンプルにすごい悔しい。この日のために一番仕上げてきたんで。結果としては初めてのKO負けだったので、今は悔しいという思いが一番強い。パンチをもらった瞬間以外は覚えているのも悔しい」と悔しさをにじませた。