宇佐美秀メイソンが實方拓海を完封して王座獲得「RISE王者としてもっと強くなって、キックボクシングを引っ張っていく」【RISE】
實方の右のパンチが宇佐美の顔面をとらえる(撮影・蔦野裕)
メイソンは2022年12月の「INOKI BOM-BA-YE×巌流島 in 両国」でアルバート・クラウスを相手にキックデビュー戦に臨むと歴戦の強者を相手に判定勝ち。その後、KNOCK OUT、K-1でキャリアを重ね、今年6月の大阪大会でRISE初参戦。いきなり王者・中野と対戦するも負傷判定となり、消化不良のドローに終わっている。ここまでの戦績は6戦5勝(3KO)1分け。KNOCK OUTではISKAインターコンチネンタル・ウェルター級暫定王座を獲得している。
1R、オーソドックスの實方とサウスポーの宇佐美。宇佐美は右ローを飛ばす。じりじりと圧をかける宇佐美。宇佐美は左ミドルの勢いでバックスピンキック。實方は右三日月も宇佐美はバックステップ。圧をかけて右ローの宇佐美。距離の探り合いが続く。實方は右ハイ。實方が左ジャブも宇佐美は踏み込んで左ストレート。足を使って逃げる實方。實方は左手で距離を測って右ハイ。宇佐美がじりじりと圧。實方は右三日月蹴りを飛ばす。オープンスコアは3者とも10-10。