飯野雄貴が新日本・石井智宏とヘビー級の肉弾戦展開も惜敗。「俺はまだまだ追いつく。絶対に上までいく」【DDT】

飯野(左)と石井が激しい肉弾戦
 DDTプロレスが12月22日、東京・後楽園ホールで「NEVER MIND 2024」を開催した。飯野雄貴が石井智宏(新日本プロレス)との一騎打ちに臨み、ヘビー級の肉弾戦を展開するも惜しくも敗れた。
 
 いきなりショルダータックル合戦で飯野が打ち勝つ。エルボーの打ち合い、石井がノド元にチョップを叩き込むエグい攻め。その後、壮絶なチョップの打ち合いになり、これも飯野が打ち勝つ。ラリアット相打ちから、両者ラリアットの応酬も、2人とも意地で倒れず。飯野の3発目のバーニング・エルボーは決まり、ラリアット連打。石井は頭ごと突っ込むぶちかまし、投げ捨てドラゴン、ラリアットと猛反撃も、飯野はスピアーで返す。石井は延髄斬りから、ラリアット、垂直落下式ブレーンバスターで奮闘した飯野を仕留めた。
 
 飯野は「これがめちゃくちゃトップのヘビー級。悔しすぎる。俺はまだまだ追いつく。いや、絶対に上までいく」と悔しさでいっぱいだった。
 
 石井は「飯野、惜しいな。パワーもスタミナも馬力も気迫もある。だけど惜しいんだよ。俺が言ってる惜しいって意味は、あいつがこれから戦いながら探し続けて、それを手に入れる時、あいつはもう1段ステージを上げるだろう」と話した。
DDTプロレス「NEVER MIND 2024」(12月22日、東京・後楽園ホール)
◆オープニングマッチ 30分一本勝負
MJポー&○デムース&イルシオン(8分39秒、体固め)正田壮史&夢虹&須見和馬●
※バラゲサ

◆第二試合 30分一本勝負
○男色ディーノ&平田一喜(9分25秒、漢固め)大鷲透&アントーニオ本多●
※男色ドライバー

◆第三試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
秋山準&青木真也&○中村圭吾(10分50秒、片エビ固め)HARASHIMA&納谷幸男&石田有輝●
※ブラジリアンキック

◆第四試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
MAO&●To-y&高尾蒼馬(13分47秒、TKO勝ち)遠藤哲哉&高鹿佑也○&彰人
※チキンウイング・アームロック→レフェリーストップ

◆第五試合 スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
●上野勇希(9分20秒、首固め)スーパー・ササダンゴ・マシン○

◆セミファイナル スペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○石井智宏(16分55秒、片エビ固め)飯野雄貴●
※垂直落下式ブレーンバスター

◆メインイベント Road to Ultimate Party 2024!スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○クリス・ブルックス&高梨将弘(16分38秒、片エビ固め)佐々木大輔●&KANON
※プレイングマンティスボム