「やれる限りずっと続けていきたい」稲垣吾郎がベートーヴェンを演じる舞台「No.9」が100回目の上演
劇中の1シーン
そして「ベートーヴェンの天才的なところが少しは似ればいいんですが」と笑わせたうえで「ベートーヴェンさんはいつも感情をむき出しにして情熱的。僕はどっちかというとポーカーフェース気味というか、隠すタイプ。だからこういう人には憧れがある。なので舞台の上では気持ちがいい。普段できないことができるので」と自らとベートーヴェンの違いを分析。
100回目の上演ということについては「うれしいですね。感謝の気持ちでいっぱい。計算してみたら10万人以上のお客様に来ていただいている。10万人以上と考えるとすごいですよね。この舞台は特にお客さんと一体というか、お客さんも一緒になってベートーヴェンの世界、音楽を奏でている感じがするので、僕らもいつも舞台で感動している。何度やっても第九が流れる瞬間に僕らもぞわっとする。本当に音楽の力ってすごいなって思いながらやっています」と語ったうえで、今後については「やれる限りずっと続けていきたいですよね。もちろんこのメンバーで。やれる自信もありますし」と語った。
最後は「千秋楽までこのカンパニー一丸となって、見に来てくださるお客様に深い感動をお届けできるように頑張っていきますので、劇場でご覧になってください。劇場でお待ちしております」と締めくくった。
同作は31日まで同所で東京公演を行った後、2025年1月11~12日に福岡・久留米シティプラザ、18~20日に大阪・オリックス劇場、2月1~2日に静岡・アクトシティ浜松 大ホールでも上演される。