鈴木勇人が引退をかけて王者ヨードクンポンに挑戦「進退をかける。ここで勝てなければ格闘技人生に先はない」【K-1】
次期挑戦者決定戦と言っても過言ではない佐々木(左)と稲垣の対戦が決定
スーパー・ライト級では合わせて佐々木大蔵(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と稲垣の一戦も発表された。
稲垣はトーナメント決勝でヨードクンポンに敗れて以来の再起戦。佐々木は2022年9月に当時K-1王者だった大和哲也に挑戦するも判定で敗れ王座獲得はならず。その後、2023年3月のK-1×RISE対抗戦で白鳥大珠、6月のK-1でパコーン・P.K.センチャイムエタイジムに判定負けと3連敗を喫するが、今年4月に寺島輝にKO勝ちを収め再起を果たすと、齋藤紘也、塚本拓真に連勝。下からの突き上げをことごとく叩き潰し、改めてタイトル挑戦に手が届く位置まで復活している。
佐々木は「12月に試合をして2月に試合が決まった。このスパンで試合ができるのは選手としてもありがたい。この期間で自分がどれだけの成長を見せられるのか、そして稲垣選手とどのようなものを見せていけるのか。自分は格闘技で多くの方に力を届けたいという思いがあるので、それをまた代々木で見せられればと思っている」、稲垣は「9月のトーナメントで世界2位という結果に終わり、その3試合を経て成長した姿を2月9日に見せたい。あとは65キロを若い僕が引っ張っていくという強い気持ちをもってリングに上がりたい」とそれぞれ語った。