菅原美優が返上したベルトをかけて王座決定トーナメント。他団体の日本人に1枠開放と聞いた松谷綺が「RISEの宮﨑小雪選手と戦いたい」【K-1】
宮田氏の「戦いたい相手、いるじゃない」につい笑顔
21日に開催されたRISEの幕張メッセ大会で前RISEバンタム級王者の鈴木真彦(TEAM 寿)がK-1の金子晃大や玖村将史へのリベンジマッチ実現をアピール。現在は交流が絶たれている両団体の部分的な交流の可能性の萌芽が見えつつある状況だ。また2月9日はKNOCK OUTが後楽園大会を開催することから、他団体からの参戦となるとRISEを視野に入れてのものとも考えられるのだが、宮田氏は「鈴木真彦選手がああいうふうに喋ったということはニュースで見てうれしいなと思った。出てほしいですね。実際、今年の3月の代々木大会では菅原選手が負けてしまったり、ぱんちゃん璃奈選手の相手にRISEさんの選手が出てくれたりとか。ああいう選手もいるし、それ以外にも女子の試合が定期的に行われて安定してファイターが育っている素晴らしい団体。ただそれ以外にもキックボクシングはどこに強い選手がいるかは分からない。でも、今すごくRISEさんは気になる存在。どうだろう。広くメディアさんに書いていただき、それを見たファンの皆さんが思いのままに書いていただき、そういうムードになれば出やすいのかなと思う。そうなったらいいなという感じ。今回についてはあまり作戦はない。志のあるファイターが名乗りを挙げてくれればそこで決めたいという感じ」と語った。
松谷は会見の冒頭で「現時点で日本人選手とやりたいという思いはない。自分自身やりたい選手はいなくて。外国人選手だったら自分が負けちゃうんじゃないかというくらい強い選手か海外のタイトルを持っている選手に来てほしいと思っている」と語っていたのだが、この宮田氏の発言を受けて「RISEだと同じ階級の宮﨑小雪選手が一番強いと思うし、乗っている。前にドローで決着がついていないので、他団体も含めてというと一番やりたいのは宮﨑選手」とRISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪(TRY HARD GYM)の名を挙げた。松谷と宮﨑は2019年の「RISE GIRLS POWER」で戦い引き分けている。その時は松谷がプロ2戦目、宮﨑はプロデビュー戦だった。