KADOKAWA DREAMSが2連続SWEEP勝利で締めくくり「さらに気を引き締めて」〈Dリーグ 24-25 ROUND.5〉

 

calin / LIFULL ALT-RHYTHM

 絶対に勝って年を納めたいし、ここから先、ROUND.6以降も勝ってCSに進出して優勝しようというなかで、SPダンサーもお呼びしてSWEEPで勝利できるようにしようと頑張ってきました。

 見どころを挙げるのは難しいのですが、SPダンサー3人のメインのジャンルでありアルトリの強みでもあるワッキング、ジャズとヒップホップの融合、かつアルトリの世界観の融合させた作品だけど踊りも強いだけど道具の使い方も手を抜かない……細かいところまで気を使えるってところがポイントになりました。

 オーディエンスの票は落としてはしまったんですけど、他は全部取れてうれしいです。

YOUTEE / KOSÉ 8ROCKS

スキルゴリ押しのパワフルな作品が多いかと思うんですけど、今回の作品は、僕がエースパフォーマンスをさせていただくということで、僕が好きな部分を詰め込んだ作品になりました。

新しいものを見せていきたいというなかで、立ち踊りのダンサーがやっているフォーメーション移動をフットワークでやってみたら自分たちにしかできないものができるんじゃないかって。中盤の上下からCCという動きで移動してくるところとか。皆さんの巧みなフォーメーションをたくさん研究して、それをブレイキンで、フロアでやろうと思いました。そのために集団行動の映像を見たりしました。

結果は4-2。自分たちが取れない項目も明確になってきたので、来年からはそこも取れるように試行錯誤して頑張りたいと思います。

NAOKI / Valuence INFINITIES

今年最後、ROUND.5、中間点。ここで一発かましに行って、勝って、いい年末を過ごして、次のROUNDに持っていこうという感じで……よかったです!

今回はHIPHOPを主体に、Valuenceが得意とするハウスとブレイキンを合わせ、3つのジャンルをコンセプトに、かましに行こうぜ!みたいな感じでポジティブな作品を作りました。

エースにはRYOGAくん、B-BOYを召喚しました。ヒップホップのバランスとブレイキンのパワームーブ、繊細なフットワークで結構いいコントラストになったかなと思っています。ところどころ遊びを工夫して当てはめました。自分的にはやりがいがあって楽しいし、最後にかけてうち込む感じもすごい面白かったです。

KISA / KADOKAWA DREAMS

前回は男子、今回はKELOさん入りの女子ラウンドでした。前ROUNDでSWEEP勝利で相当なハードルとプレッシャーがありました。女子の中でどんな流れにしようかといろんな話をしたり、同じ部分で振りを作って壊してを繰り返しました。

KDはあまり小物を使うことがないですけど、今回は、大きな箱を使っています。KELOさんの世界観や空気感、女子が持つしなやかさと美しさと繊細さ、ちょっとアクロバットを入れたりとか、箱の上にぶら下がって始まるシーンだったりとか……全てが見どころです。

SWEEPで勝利できてうれしいですが、ROUND.6のハードルがまた1 つ上がって、これからどういう戦いをしていこうかなって考えてるところです。ワクワクもあるんですけど気を引き締めて頑張っていきたいです。

TAKUMI / CyberAgent Legit 

楽しかったの一言です。(対戦)相手のavex ROYALBRATSさんはエンタメ性やステージングが得意なチーム。そこにリスペクトを持ちながら、専用に作らせてもらって、その上で楽しみながらこういう結果を出せたのがうれしいです。

今回のテーマは「Hit The “Kakkun”(ひざカックン)」。いろんなカックンを見せた。いろんなひざカックンを研究をしました。始めからただ膝カックンでそのまま行っちゃうと出落ちになるので、そこからの展開、意味を拡張したり考えました。4人でシフトっていう技を入れたところを見てほしいです。

Runa Miura / DYM MESSENGERS

MESSENGERSの醍醐味のB BOP(ビバップ)を中心に各ジャンルの強みを入れた作品です。かなり挑戦的な作品で苦戦した部分も多かったんですけど、音楽に助けられて少しリラックスしたいい状態で、今回の勝ちにつながったかなとと思います。新年結構早々にラウンドがあるので、気を引き締めて頑張ります。

作品の見どころは、踊りを邪魔しない小道具!靴の後ろにローラーがついている靴を使っているんですけど、滑る練習をずっとしてたんですけど全然できなくて。それがこの場で全部行けるぐらいに成長したところです……かなり踊りを邪魔してるように聞こえるんですけど、見どころです。

Shigetora / SEPTENI RAPTURES 

自分たちの確立してきたチームのカラーを出せたROUNDになりました。

テーマは「忍者」。RAPTURESの色と忍者をかけ合わせて、どんなふうに見せられるか試行錯誤しました。最初集まって口を覆っているものを取るとか、YUYA君くんと僕が人の上を飛び越えたり。一番の見せ場になったのはYUYA君MiYUちゃんが人の上を歩くところ。 下と上で質感を見せられるのは2人だけができることですし、台を作る人たちの移動だったり色んな工夫ができました。たので、歩くシーンがみどころだと思います。

その中でも自分は初めてエースを任せてもらえて、すべての項目の中でエースだけ取れなくて悔しい結果ですが、チームの勝利を一番に喜びたい。個人の成長を目指して頑張っていきたいです。

パフォーマンスの写真はすべて ©D.LEAGUE24-25