今成夢人が石井慧介を熱闘の末に破り、2年ぶりにSOG世界無差別級王座を涙の奪還。次期挑戦者にヤス・ウラノを指名【ガンプロ】

今成のラリアットでフィニッシュ
 今成は「石井さん、俺、新体制のガンプロに残れて幸せです。あなたという目標のレスラーがいるこのリングに上がり続けてよかった。この1年大変なことがありました。新体制になって、クラウドファンディングもして、こうやって新宿FACEに連れてきてくださったのは、ここにいるファンの皆さんのおかげです。2025年も皆さんと輪を作って、業界を盛り上げていきましょう!」と涙でマイク。
 
 出場選手が全員リングに上がると、今成は「2025年も(4・11)後楽園ホールに向かって、突き進んでいきます。まだそんなに興行の数は増やせないかもしれないけど、月1回か2回、コツコツやらせてください。飛び級はできないかもしれないけど、コツコツとやらせてください。スリー、ツー、ワン、ガンバレ☆プロレス!」で締めくくった。
 
 バックステージで今成は「石井さんと僕は同じ1985年生まれで、同じように四天王、三銃士のプロレスを深夜のワールドプロレスリング、全日本プロレス中継を見て、同じまなざしをプロレスに注いでいた人で。石井さんといる団体がいいって思ったんです。進路を問われたとき、やっぱり石井慧介と一緒にいたいなって。そんな人を簡単に失うわけにはいかないんです。負けたまんまだしね。だから、石井慧介に照準を絞って、今年突っ走ってきてよかった」と感慨深げ。