今成夢人が石井慧介を熱闘の末に破り、2年ぶりにSOG世界無差別級王座を涙の奪還。次期挑戦者にヤス・ウラノを指名【ガンプロ】

今成が涙でマイク

 そして、次期挑戦者について「発言権が僕にあるのであれば、土をつけられた人とやっていきたい思いがあって。ヤス・ウラノ選手。ガンバレ☆プロレスの栃木大会で、鈴木大の凱旋興行があったんです。その第1試合でウラノさんにヘッドロックで負けてるんです。あんな悔しいことはない。そして、自分のプロレスラーとしての定義を与えてくれたのがウラノさんだったんです。2008年11月11日、BOYSの新木場大会で、当時アマチュアの学生プロレスラーで、KUDOさんにボコボコにされました。それでも、バックステージにいたウラノさんに“君は今日からプロなんだから、控え室にいるレスラーの人にあいさつしなさい”って。そのときアマチュア気分が抜けない、なんてこともない男だったけど、今はこうやってガンバレ☆プロレスを引っ張っていくプロレスラーになってんだ。可能なら、あなたを次の挑戦者に指名させてください」とウラノ戦を希望した。