久保優太「現時点では五分五分。10回やったら5回勝てるうちのそれを最初に1回引くだけ」【RIZIN.49】

シェイドゥラエフとの大一番に臨む久保優太
「RIZIN.49」(12月31日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の前々日インタビューが12月29日、都内で行われた。
 
 今大会では元K-1 WORLD GPウェルター級王者の久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)がラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス/Ihlas)と対戦する。この試合は今後のフェザー級王座戦線を大きく左右する一戦となる。
 
 久保は今年3月に元修斗環太平洋フェザー級王者でONE Championshipにも参戦していた高橋遼伍(KRAZY BEE)に判定勝ち、7月には初代RIZINフェザー級王者の斎藤裕(パラエストラ小岩)にKO勝ちを収め、一気にフェザー級トップ戦線に浮上。フェザー級王座獲得を目標に掲げる久保にとっては勝利が義務付けられた一戦となる。
 
 シェイドゥラエフは今年6月にRIZINに初参戦を果たすと武田光司に一本勝ち、9月には元RIZINバンタム級王者のフアン・アーチュレッタにも一本勝ちを収めている。
 
 久保は勝利の可能性について「いつも毎回100はない。勝負事なので自信はないですけど、当初試合が決まったときは個人的には5%くらい。10回やったら9.5回負ける、1回も勝てないというくらいの感じだったけど、現時点では五分五分くらいまではもってきた。10回やったら5回勝てるうちのそれを最初に1回引くだけ」との見立てを口にする。
 
 シェイドラエフの印象については「黙っていても無敗のままUFCに行って活躍するんじゃないかと思う選手。ただ僕と出会ってしまったから、1敗してからUFCに行ってほしい(笑)」とさりげなく自信のコメント。
 
 試合については「自分はやることは決まっている。間違っても自分の寝技がたまたま極まっちゃうことはまずない。寝技にまぐれはないんで。自分は8歳から立ち技格闘技をやってきた。そういった経験がある。自分が勝っているところで勝つ。それさえできればMMAでは誰にも負けないと思っている。やることは一つ」と打撃で勝負。
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