EXILE THE SECONDが有明アリーナで大規模忘年会、MAKIDAI、TAKAHIRO、後輩TJBBらも集結

 

 聞き慣れたファンファーレが鳴り響いた。DOBERMAN INFINITY のKUBO-Cが「次は俺らの番だぜ!」と呼びかけると、『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜』の“鬼邪高校のテーマソング”で知られる人気曲『JUMP AROUND ∞』が、場内を大きく揺らした。どんな会場でもホームにしてしまう彼らのパフォーマンスは、始動10周年を迎えてもなお、いつだって全力! D.Iメンバーだけで届けた『SO RICH』と『SAY YEAH!!』も、今年『DOBERMAN INFINITY LIVE 2024 ThanX “THE REVIVAL”』で届けてきた楽曲たちで、現在開催中の10周年記念のワンマンイベント『DOBERMAN INFINITY 10th ANNIVERSARY ThanX “D6感謝祭”』の内容まで感じられるようなセットリストとなっていた。

 そんなお祭りムードから一転、スモークがメインステージを妖しく包み込む。近年、クラブでリリースイベントを行うことが多い、CB(ELLY)のお出ましだ。彼はなんといっても、ビジュアルのインパクトが強い。真っ赤な衣装&サングラスで、TJBBのパフォーマー陣と共に現れた姿は、さながら来日アーティストのよう。1曲目に披露した『NEO TOKYO』も独特の世界観が広がっており、CB(ELLY)の巧みなラップとダンスを前に、思わず息を飲んだ。でも、MCでは「ここは中目黒ですか? 有明じゃないんですね?」と確認したり、「NESMITHさん、エディはELLYと似てるから、マーフィーとかにしてもらえますか?」とリクエストしたり、愛嬌たっぷりのトークで観客を笑顔に。2曲目『MORE MONEY』は、2025年1月29日に発売する最新EP『NEOTOKYO 6 EP』収録の最新曲だが、こちらもノリやすい曲調で、初見の観客ばかりにも関わらず、コール&レスポンスの声量は“右肩上がり”に大きくなっていった。さらにELLY(CB)は、SHOKICHI/D.Iと共に、2014年に自身が初めてラッパーとして参加したSHOKICHIのソロ曲『THE ANTHEM』(当時の音源には、DOBERMAN INFINITYの前身グループDOBERMAN INCとSWAY、ELLYが参加)を歌唱。KING&KINGの相方(SHOKICHI・ELLYのユニット)であるSHOKICHIとがっちり握手を交わすと、「SHOKICHIさん、次はKING&KINGもやりましょうね」と言い残し、颯爽とステージを後にした。