中島玲が渡部太基に1RKO勝ちで王座を獲得し鈴木千裕への挑戦表明「もう僕しかいないでしょ」【KNOCK OUT】
王座を獲得した中島玲(撮影・上岸卓史)
KNOCK OUTの今年最後のビッグイベント「K.O CLIMAX 2024」(12月30日、神奈川・横浜武道館)のメインイベントで行われた「KNOCK OUT-BLACK ウェルター級王座決定トーナメント」決勝戦で中島玲(ハイブリッドアカデミー)が渡部太基(TEAM TEPPEN)を1RKOで破り、キックボクシングで初の王座を獲得した。
渡部はこの試合が現役ラストマッチ。最後まで立ち上がり続けたが、王座獲得はならなかった。
1R、サウスポーの渡部とオーソドックスの中島。中島が飛び込んでの左フックでいきなりダウンを奪う。渡部はじりじりと前に出るが中島は狙いすましたワンツーの右ストレートでダウンを重ねる。渡部はもう一度倒れるとKO負けになるが、それでも前に出る。そして左ハイ、左ストレート。中島は様子を見ながら、右インロー。前に出る渡部が左ストレート。中島は左ボディー、右ストレート。じりじりと圧をかけて右ストレート。渡部はそれでも前に出る。中島は狙いすました右ストレートを打ち込むと渡部がぐらり。中島が追撃のパンチで3度目のダウンを奪い、KO勝ちを収めた。