森岡悠樹が壱・センチャイジムとの合わせて5つのダウンを奪い合う激闘制し、ヒジあり−55kg日本一に【KNOCK OUT】
森岡がパンチの連打で壱を沈めた(撮影・上岸卓史)
2R、壱は右前蹴り、左ミドル。壱がラッシュをかけてパンチの連打。左ストレートでダウンを奪う。立ち上がった森岡に壱が襲い掛かるが森岡がカウンターの右ストレートでダウンを奪い返す。立ち上がった壱。森岡がラッシュで2度目のダウンを奪う。3度のダウンでKO負けとなるなか、壱は果敢に打ち合いに臨むとダウンを奪う。これでともに2度のダウンとなり、次に倒れたほうがKO負けとなる中、打ち合う2人。森岡がラッシュをかけ、壱も手を出すがコーナーに追い込まれる。森岡のラッシュに壱はずるずるとコーナーを背にダウン。森岡が逆転のKO勝ちを収めた。
森岡は試合後のマイクで「1日2試合は初めてでどんなもんかと思ったんですが、最後までやり遂げて、試合も盛り上がったと思うのでよかったです。やっぱりこういう試合がプロの格闘技だと思うので、これからもこういう激しい試合をしてキックボクシング界、KNOCK OUTを盛り上げていきたいと思います」とアピールした。
森岡は保持するスック・ワンキントーン・スーパーバンタム級王座と合わせて2冠王となった。