久井大夢が下地奏人を破りスーパーフェザー級のBLACKとREDの王座統一。準決勝ではピッチにKOでリベンジ【KNOCK OUT】

久井は徹底したヒザ攻撃で下地を削る(撮影・上岸卓史)
 3R、久井は詰めて組み付くとヒザ。嫌がる下地。久井は前に出て組み付きヒザで削る。久井はパンチを振って組み付くとヒザ。離れると先にパンチを放って組み付く久井。スタミナを削られる下地。久井は徹底的に組み付いてヒザを連打。最後は胴回し回転蹴りの久井。
 
 判定は29-29、30-28、29-28の2-0で久井が勝利を収め、王座を獲得した。
 
 久井は試合後のマイクで「今年はいっぱい試合をさせてもらって、ありがとうございます。今年のKNOCK OUTの年間MVPは僕で決まりじゃないですかね(笑)。今年はいろいろな経験をさせてもらいました。その中で勝ちも負けもありました。その中でも自分を強くしてくれているのは負けた試合で、負けた後にお父さんと考えて練習していることで今があると思っています。僕はキックボクシングは全然うまくないし強くないですけど、毎日頑張ってやっていたらこうやってうれしいことが待っています。皆さんも大変な事とかあると思うんですが、毎日頑張ればいいことがあるなと、今日思いました。応援ありがとうございました。最後、明日、RIZIN王者でKNOCK OUTの王者でもある鈴木千裕選手のRIZIN王座の防衛戦があります。みんなで応援しましょう」と語った。