青山学院大が2年連続8度目の総合優勝。2位の駒沢大は新記録で復路優勝【箱根駅伝】

復路で青学大のアンカーを務めた小河原陽琉(写真:アフロ)
 3日の復路では青学大の野村昭夢(4年)が快調なペースで飛ばすと、これまでの区間記録57分17秒を30秒上回る56分47秒の区間新。スタート時の1分47秒差を3分49秒まで広げた。このの56分台というのは史上初の快挙。
 
 7区では青学大の白石光星(4年)が堅実な走り。6区で中大に18秒差まで迫っていた駒澤大学の佐藤圭汰(3年)が区間記録を57秒更新する1時間43秒で走り切り、2位に浮上。青学大との差を1分40秒まで縮めた。
 
 8区では青学大の塩出翔太(3年)が区間賞で走り切り、2位の駒大との差を1分57秒まで広げる。往路2位の中大は6位まで順位を落とす。早大が3位に浮上。
 
 青学大の9区は主将の田中悠登(4年)。序盤こそ駒大の村上響(2年)が差を詰めるが、田中は徐々に差を広げると、駒大との差を2分21秒に広げ、最終10区の小河原陽琉(1年)へたすきをつなぐ。3位は早大と國學院大が競り合う。5位は創価大。6番手は中大と城西大がほぼ同時にたすきをつなぐ。