LDH JAPAN、新ブランド「LDH Animation」を立ち上げ 日本発のアニメを世界へ
株式会社LDH JAPANは1月6日、アニメーション制作を核とした新たなブランド「LDH Animation」を立ち上げることを発表した。
「LDH Animation」は、①アニメーションスタジオとして作品の制作②企画・ライセンスビジネス③デジタル領域の拡大の、3つを柱に掲げ、日本発のアニメーションを世界へ届けるという。
アニメーション制作では、オリジナル作品、コミックや小説原作作品の制作を予定しており、アニメーション制作体制を本格的に強化していく。グループ会社の株式会社LDH DIGITAL(2025年1月1日付で株式会社LDH JAPANに合併)の強みだったCGの技術も生かし、「創り方から創る」という制作コンセプトを掲げ、柔軟な発想を持ちながら作品制作に取り組んでいく。LDH DIGITALのアニメーション制作、CG制作、プロデュース機能は「LDH Animation」に引き継がれる。
ライセンスビジネスでは、2024年5月からSHIBUYA TSUTAYAなどで開催した「BATTLE OF TOKYO超東京拡張展」のほか、累計600万個を販売したBATTLE OF TOKYOウエハースを企画、プロデュースしたチーム(株式会社LDH JAPANアニメ企画準備ルーム)も加わり作品の価値を最大化、多様な形でのコンテンツ展開を行っていくという。同チームでは、アニメ製作委員会組成、アニメ主題歌への出資、キャラクターや作品のライセンス展開、商品化プロジェクトの推進に力を入れていく。
ブランド立ち上げに伴い、星野康二氏、茨木政彦氏の顧問就任も発表された。星野氏は、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社、株式会社スタジオジブリの代表取締役社長を歴任。茨木氏は、週刊少年ジャンプ8代目編集長、ジャンプスクエア初代編集長、集英社専務取締役を歴任している。