THE RAMPAGE 浦川翔平に2025年も聞いてみた #教えてくれないとイヤー! WORK編〈BUZZらないとイヤー! 第90回〉
2024年に行ったライブについて
Q17:サイヘリツアー(『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2024 “CyberHelix” RX-16』)は新しい見せ方や演出もありましたが、翔平さんが特に好きだったのはどこですか?その理由も教えてください。
「STARRY LOVE」かな。THE RAMPAGEのライブにおける常識を覆すような演出で。THE RAMPAGEのライブは“24“(「24karats GOLD GENESIS」)とかディグリーズ(「100degrees」)で盛り上がる感じ、ヒートアップ系の終わり方をしてきましたけど、映画のエンドロール前のシーンみたいでした。(武知)海青が担当したんですけど、儚い演出で、ちょっとジャズチックで、一人ひとりが妖精のような感じ。名残惜しいというか、このあと何かないかなって待ちたくなるような、また求めたくなっちゃうような演出でした。ステージから落ちる演出も今までやったことなかったんで、スタッフさんには無理を言ったと思うんですけど、そういうものを実現させて盛り込めて……好きでしたね。
Q18:サイヘリツアーの『Can’t Say Goodbye』で、翔平さんがセンターで踊るパートがありましたが、どんな経緯で担当することになったのですか?
みんなキャンセイが好きね (笑)! 振付けは与那嶺瑠唯さんが担当してるんですが「翔平のフィーチャーポイント作ったよ!」って。なぜ作ってくれたのかその理由は深く知らないですけど、その後、暴舞が来るので、ちょいタージではありましたが……!
※暴舞(ランブ)は、サイヘリツアーの中でパフォーマーだけでダンスで見せたコーナー。
Q19:サイヘリツアーの暴舞のなかで、(神谷)健太さんがしゃがむべきところで立っていたそうですが、その時に翔平さんはどんなことを思っていたのですか?
……人間階段で、俺が健太さんを飛び越えてジャンプするところですね! 健太さんが俺のことを試してきたんですよ。公演ごとに距離感が変わるので、「頼みますよ、接触しちゃうから」って。でも神谷皇帝はそれを無視。見せ場なので失敗できないから、一瞬「…あ、終わった!」ってなるんですけど、「当たっても知らないよ」っていくしかない。何回かあったんですよ、お尻が健太さんの脳天を擦っちゃった時。神谷皇帝は……スリルも楽しんでたのかもしれない。
Q20:東京ドーム公演(THE RAMPAGE LIMITED LIVE 2024 *p(R)ojectRⓇ at TOKYO DOME)の話をいろいろしてくれましたが、翔平さん自身が特に印象に残っている場面、好きだった演出はありますか?
岩翔さん(岩谷翔吾)と真ん中に飛び出していくところと、“24”の流れ全部。DOBERMAN INFINITYさん、当時はDOBERMAN INCさんでしたけど、そこから“24”シリーズが始まり自分らの「24karats GOLD GENESIS」につながってきた。それを10分ぐらいのコンパクトな時間で見せきるのはなかなか難しいことでしたけど、ドーベルさんも先輩方も来てくださって、自分がお客さんだったらこれをやってほしいなというのをそのままできたのがあの時間でした。ステージに立っている自分たちにとっても胸アツだったし、EXILEさんから始まってTHE RAMPAGEも応援してくれるようになった方だとか、THE RAMPAGEからLDHを知ってくれた人、いろいろな層のファンの方にアプローチできる演出だったと思います。
Q21:東京ドーム公演の前、パフォーマーの皆さんは節制をしていたと思うのですが翔平さんはどのような食生活をしていましたか?
食生活は低脂質高タンパクな感じです。タンパク質は何十グラムみたいな。ただ自分はそういうのをやったことなかったんで分かんなすぎて、海青とか陣さんはこれを食べてるな、じゃあ真似して食べるって感じで、とりあえずチキン食ったらいいのかみたいな感じで“とり間”系でやってました。それと運動。普段鍛えてない昂秀が900キロカロリーを消化したっていうので、どのくらいやったら900キロカロリーを消化できるのかと思ってジムに行って走ったら13キロでした。結果的に体脂肪は7%ぐらいになったのかな。俺、意外とこういうのできるんだって新たな発見でした。今はもうジムには行ってません(笑)。
Q22:『BATTLE OF TOKYO ~Jr.EXILE vs NEO EXILE~』(BOT、THE RAMPAGEらJr.EXILE世代のグループを中心にアニメ、音楽ライブなどさまざまなコンテンツをミックスしたエンタテイメントプロジェクト)のライブで印象に残っていることなんですが、裏話があったら教えてください。
殺陣。ザ戦の後だったのでその時の記憶と照らし合わせるファンの方も多かったのかなと思いますし、ザ戦とは別の次元で樹と2人で交わってる画っていうのが面白かったです。ただ完成したのは本当にライブの直前だったんですよね、樹が忙しくてなかなかリハーサルに来れなかったので。殺陣のシーンは、他にもエモくなる要素があって、アンサンブルの方々の中に『エターナル2』(2022年上演の舞台)の時にいろいろ教えてくださった方がいらっしゃって、「ドンと来てくださいね」って。アンサンブルの中で一緒にふざけてた方だったんで、再会できてうれしかったです。
Q23:2024 年もたくさんのステージに立ってきましたが、その中で事件やハプニングはありましたか?
……いろいろあるんだけど、ライブ中に泣いちゃう!っていうのは珍ハプニングだったと思います。MA55IVEで長崎に凱旋して「playboi」(メンバーがそれぞれ自分の地元をレペゼンしたり自身の生い立ちや思いをラップする楽曲)をやってた時で、ファンの方々も普通に「playboi」を聴きたかったはずなんですけど、自分が勝手に地元に浸っちゃって号泣バージョンをお届けするという。ふざけて『最後の雨』を歌いながら号泣するみたいなのやってたんですけど本当にやっちゃった!ラップでやっちゃったって恥ずかしかったです。
Q24:BOTや『LDH LIVE-EXPO 2024 -EXILE TRIBE BEST HITS』(EXILE TRIBE12グループが集結して大阪・ヤンマースタジアム長居で行ったスタジアムライブ)で後輩グループのNEO EXILEと関わる機会が多かったと思います。終わってからも仲良くしているメンバーはいますか? 推しはいますか?
BOTでは絡めなかったけどGHEEちゃん(WOLF HOWL HARMONY)。NEOのなかでも珍しく同い年なんですよね。あとはHINAちゃん(HINATA、THE JET BOY BANGERZ)。アクロバット練習を一緒に頑張った。HINAちゃんはTJBBになる前から一緒に頑張った経験もあるんですよね。可愛さもあるけど、同志的な気持ち、戦友みたいに私は思ってます。