ソロキャンパー森崎ウィンに本田望結が弟子入り!?人気コミック「ふたりソロキャンプ」実写化

「好きなキャンプが仕事でできることは純粋にうれしかった」と熱く語る森崎

 それぞれの演じる役柄について教えてください。

森崎「僕が演じる厳は、すごく不器用でちょっとひねくれている奴。生まれ育った環境もあって自己防衛のために人と深く関わらないのですが、自分と家族の思い出でもあるキャンプに一人で行く時だけ、心の鎧を脱いで自分を解放しているような役柄です」

本田「私は雫が自分と似ているなと感じました。皆さんが想像する元気で明るい “本田望結” のイメージそのままで、役を演じていても大変なことがなかったくらい似ている子だなと思います。原作を読むと雫は直感を大事にしているのですが、私はすごく考えちゃうタイプなので、そこはすごく憧れますね」

 役作りで意識した点や苦労したことは?

森崎「厳は僕と同じ34歳とは思えないほど老成していて、キャンプの知識も豊富だし、原作を読むと20歳の雫からは思った以上におじさんに見えています。人と関わるのが苦手な部分は少なからず僕の中にもあって、そういう意味では役に入りやすかったんですけど、自分の中で “おじさんって何だろう” という定義と向き合うのが難しかったです。普段は声が高めなのですが、厳を演じる時だけ声のトーンを落としたりしました」

本田「私も漫画だけをヒントに役作りしたので、雫の声にはすごく苦戦しました。周りの漫画好きな人に “雫ってどういう声だと思う?” と聞いてみて参考にしたり。まだドラマ化が発表される前だったのですが、いろいろな意見がある中で、意外とみんなから私に似ているかもと言ってもらいました」