中島裕翔「そういう赤楚衛二も好きなんだけど。もうちょっとクールでいてほしい」
映画『366日』(1月10日公開)のイベントが9日、都内にて行われ、俳優の赤楚衛二、上白石萌歌、中島裕翔、玉城ティナと新城毅彦監督、主題歌のHYが登壇。赤楚と中島が漫才のようなやり取りで笑いを誘った。
沖縄出身のバンド・HYの名曲「366日」からインスパイアされ、沖縄と東京という2つの都市を舞台にオリジナルストーリーで描かれる純愛映画。
冒頭、赤楚が「三流芸能人の赤楚衛二です」と挨拶すると、上白石も「『格付け』ですね(笑)。同じく三流芸能人の上白石萌歌と申します」と正月番組出演時のネタで笑いを誘い、中島裕翔も「“映す価値無し”の中島裕翔です」と、実は番組に出演する可能性があったことを明かし「でも消えちゃったので」と苦笑。最後に挨拶した新城監督が「一流監督の…」と言うとキャストたちも「素晴らしい!」と大きな拍手。
公開を前にした気持ちを聞かれ「ねっ!あったかい、ぽかぽかした気持ちになってもらえたら!」と中島と顔を見合わせた赤楚に、中島は「できればもうちょっとクールでいてほしい。皆、鑑賞後だから…(笑)」と映画の余韻と素の赤楚のギャップに苦笑しつつ「好きなんだけど、そういう赤楚衛二も」と言い観客も大笑い。
この日は公開前夜祭として、HYメンバー(新里英之、名嘉俊、許田信介、仲宗根泉)も駆け付けミニライブを実施。本作のテーマとなった「366日」(Official Duet ver.)やアンサーソングでもある本作の主題歌「恋をして」、「AM11:00」と、映画に登場する3曲を披露。
最前席で生歌唱を堪能した一同。目をうるませていたところを赤楚からハンカチを渡された上白石は「役と重なっちゃって…来るものがありました」。感無量の様子だった赤楚は感想を聞かれると「黙ってます。しゃべったら“残念”になっちゃうので」と照れ笑い。「僕も心震えちゃって頭が追い付いてない状態。とてつもないものを見せていただいた」と言いHYに感謝していた。