Valuence INFINITIESが「3度目の正直」KOSÉ 8ROCKSとのブレイキン対決制す〈Dリーグ〉

KISA / KADOKAWA DREAMS

DYM MESSENGERSさんを見ていて、スキルといいステージングといい……個々のダンスにしびれました。それからの自分たちのパフォーマンスで、心が高まったまま踊れたので、いつもよりいいパフォーマンスができたんじゃないかなと思います。(今回の作品は)みんなで作り上げてきて、昨日全部できました。 3日前に衣装を全て変え、作品も2回ぐらい全部作り直してここまで来れました。この勝利は自分たちにとって大きい。また一つ強くなれたのかなと思います。

 今回の作品は、メッセージをテーマとして置きながらも、シンクロを裏テーマというか見どころに置いていました。ダンスのシンクロはもちろんそうなんですけど、ピアノとのシンクロ、技と音のシンクロ、小道具を使ってるんで小道具とダンスと音楽のシンクロ……いろいろな観点からのシンクロをこの作品に落とし込んだので、そこがひとつ決め手になったのかなと思います。もうひとつは最後の颯希(SATSUKI)のエースパフォーマンス。か細い音から情熱的になるピアノの音でパフォーマンスしたところがよかったんじゃないのかなと思います。

TAKUMI / CyberAgent Legit

対戦したMedical Concierge I’moonさんは、いつもと違った感じで、晴らしい作品だったので、そこに勝ててすごくうれしいです。今季初のSWEEP勝利、エースパフーマンスも初めて取れて、文句なしの結果。これから今シーズンを戦っていくうえで、すごいいい収穫というか経験になりました。

勝因は緩急かなと思います。激しく踊るところで見せ場を作ったり、中盤で首のアイソレーションだけで引きで見せるみたいなところで、(客席が)すごく湧いていたので、そういった緩急が刺さってくれたんじゃないかなと思います。

TAKORON / SEPTENI RAPTURES 

 テーマは酔っ払い。2025年の新年会、新年会のお酒のムードみたいな感じを作品の題材にしました。対戦相手のBenefit One MONOLIZさんは(作品のテーマが)狐の嫁入りということで、普通に当たって大丈夫かな?っていう不安な気持ちもありましたが、しっかり勝つことができてうれしいです。

 テーマに沿った音の使い方が勝てた部分なのかなと思います。しゃっくりの音であったりとか、飲んでる時の机の使い方とか、そういう部分をかなりこだわったので、そこが決め手になったんじゃないかなと思います。

TSUKKI / Valuence INFINITIES


対戦したKOSÉ 8ROCKSさんとは(これまでに)1回負けて1回ドロー。今回は3度目の正直で、めっちゃ気合入れて練習しました。その結果、無事に勝利できてとてもうれしいです。

決め手になったのは、ダイナミックさだと思います。相手がKOSÉさんだったので、僕らにしか出せないカッコよさ、ぼくらができることを全部あのショーに詰め込みました。途中のHIRO10のダイナミックなソロだったりとか、パワームーブの合わせがあったりとか、僕のソロがあったり……とりあえず自分たちができることを全力でやろうって気持ちでした。

SHO-HEY / List::X

戦ったSEGA SAMMY LUXさんとはお互い同ジャンル、ヒップホップを楽しんで踊れたと思います。

(勝利のポイントは)SPダンサーとしてTATSUKIが来てくれたことで、チームが一丸となって戦えたことだと思います。あとは衣装! ダンスだけじゃなくてっていう部分でも気持ちがしっかりと乗せられたし、そこに音楽があったのでよりバイブス決められました。

 

JUMPEI / avex ROYALBRATS 

ハットとジャケット。僕たちの得意なスタイルでDIP BATTLESさんと戦わせていただきました。(自分たちと)真反対のジャンルを制することができたことで自信にもつながりましたし、2025年1発目ということで景気よくこのまま勝ち続けていけたらと思ってます。

(勝因は)シンクロっていうところがあると思うんですけれども、今回は鏡のパーテーションを使った作品で、結構サプライズが多くて。最後に(パーテーションに隠れて)衣装チェンジをするというサプライズがあって、見てる側のワクワク度を引き出せたんじゃないかなと思ってます。

 CHIHIRO / LIFULL ALT-RHYTHM

私たちも本番ギリギリまで改善しながらやりました。いろんな大人の方が関わってくださったので、勝利という感謝を届けられて本当に良かったなと思います。

勝利の決め手になったポイントは3 つあるかなと思っています。一つ目はお客さんを巻き込んで一緒に楽しめたこと。ダンサーの中だけで楽しんで外にアウトプットできないこともあるんですけど、今日のお客さんは一緒に盛り上がってくださった。2 つ目はシンクロパート。エンタメ性に富んだ作品の時のシンクロパートは、アルトリのメンバーも全員得意なジャンルがバラバラなので全然揃わないんですけど、今回はお笑いで言うオチみたいな部分で(シンクロパートを)使わせてもらいました。今までだったらシンクロパートってなんかやりたくない、ドキドキする!って思うんですけど、今回は早く踊りたいな、見てもらいたい!みたいなワクワクする感じになっていました。3つ目はエースパフォーマンス。今回はhirokoboogieちゃんがやってくれたんですけど、とても責任重大なジャッジのところを、見事勝利を収めてくださったのが大きかったと思います。

 

パフォーマンスの写真はすべて ©D.LEAGUE24-25