吉岡里帆「2009年の自分に言いたいこと」は「絶対にパスポートを部屋から出すな」修学旅行に行けず後悔

撮影・蔦野裕

 映画『ファーストキス 1ST KISS』(2月7日公開)の完成披露舞台挨拶が13日、都内にて行われ、俳優の松たか子、松村北斗、吉岡里帆、森七菜らが登壇。主人公がタイムスリップする物語にちなみ「2009年の自分」に言いたいことを聞かれた吉岡が、青春時代の後悔を明かした。

 脚本家・坂元裕二とヒットメイカー塚原あゆ子監督が初タッグを組んだ異色のラブストーリー。

 松が演じる主人公カンナが、事故で亡くした夫と出会う直前の日にタイムトラベルをするという物語にちなみ、この日は一同に「2009年に何をしていたか、そのときの自分に何を言ってあげたいか」という質問。

 松は「正確なことは覚えてないんですけど…仕事をする環境がちょっと変わった時期みたいです。事務所とか…。さっき聞いたところによると」とあまり覚えていない様子。松村は「大事な年。芸能界の活動を始めたのがまさに2009年の2月」と振り返り「アドバイスは正直、無いですね。思うまま来たら奇跡が待っていた。当時の自分には何も言えないです。たくさん間違えるけど、それがあってのこれだから」。

 一方、吉岡は「高校生だったんですけど、絶対に言いたいことがあって」と言い「とにかくパスポートを部屋から出すなと言いたいです」。

 その理由を聞かれ「高校生の時の修学旅行が海外だったんですけど、前日にパスポートを紛失して、行けなかったんです。なので高校生の私に会って、初めて取得したパスポートがうれしいからって、絶対に外に持ち出したりしないでって言いたいです」。

 紛失したパスポートは見つからなかったと言い「思い出を丸っと失うよ、と。その後、修学旅行に行けなかったぶん、とんでもない量の単位取得の勉強もしなくちゃいけなくなるよという警告もしたいです」と後悔をあらわに。

 最後に森が「2009年はまだ関西人でした。9歳くらいまで大阪にいたので。今は大分弁で、関西弁はほぼ忘れかけているんですけど、忘れないようにしてと言いたいです。ヘタクソなので、この人、エセ関西弁しゃべってると思われる」と苦笑していた。

 この日の登壇者は松たか子、松村北斗、吉岡里帆、森七菜、坂元裕二(脚本)、山田兼司プロデューサー。

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