団体初の王座創設。81.8kg以下の9選手が8分1本勝負のハイスピードの3way戦。提唱者の大谷譲二「いい試合に時間は関係ない」【PPPTOKYO】

大谷と三富が会見
 この王座については昨年の最終公演の総括の際にPPPTOKYOの総帥・三富兜翔が2025年の展望として大谷譲二を中心とした82キロ以下の選手を集めた戦いを展開していくことを明かしていた。
 
 この日の会見には三富と大谷が出席。三富は「この王座創設は大谷譲二選手から提言をいただいたことがきっかけ」と語った。これを受けて大谷は「PPPTOKYOはいろいろなことに挑戦してきた団体。僕は他団体でもたくさん試合をしてきた。去年は何百試合もした。その中でいい試合は時間ではないと思った。長時間の試合だけがいい試合だとは限らないと思うようになった。なのであえて時間を8分に決めた1本勝負にさせていただいた。海外や他団体で、時間の縛りをきつくしたハイスピードな戦いがあると思うが、それを越えた戦いがこの王座戦でできればと思うし、自信を持ってお送りします」とこの王座の提案に至った思いを口にした。
 
 8分で3wayマッチというのはかなり過酷なルールと思われるが、大谷は「これは学生の頃から三富さんと話をしてきたが、本当に試合時間は関係ないなと。それは僕も近年思っている。8分は短いかもしれないが、戦う選手は8分の中で勝負に急いでもらっても大丈夫だし、8分だから濃い内容になる選手もいるだろうし、8分の戦い方は人それぞれだと思う。僕は8分という時間に関しては短いとは思っていない。8分あれば見せられるものはたくさんあると思っている」と自信を見せた。