結成10周年のDOBERMAN INFINITYは“ベストコンディション”  グループのベストをさく裂させた最新作『D.X』リリース

ーーさて、アルバムに欲しい曲という流れで作ったもう1曲「Scream」について教えてください。アッパーな楽曲ですが、シェアしていただける制作時のエピソードはありますか?

KAZUKI:これはですね……最初にデモ曲を集めたとき弾かれた曲なんですよね、実は。

SWAY:そうだったね。

KAZUKI:最初、手を挙げてたのは多分僕だけだった。

KUBO-C:よく覚えているなあ。

KAZUKI:……その日のことは、昨日のことのように(笑)。可能性があるんじゃないかなと思ったんです。少し前のトレンドを今やるみたいなところがあって、避けてた部分があったんですけど、これをドーベルのフィルターを通して、バンドでやる想定も見えていたんで、絶対アガる、ドーベルに染められると思いました。エース級のアッパーを作りたいというのがあったし、確実にその一番いいところで使える、化けるって。

ーーエース級のアッパーの誕生で、これからのライブが楽しみですね。

GS:……ドーベルって毎回自分たちの辞書になかったものを作り続けてるんですよね。ドーベルの広い音楽性であったりだとか、飽きさせないバリエーション……僕らの掲げてる“ALL ROUND HIP HOP”っていうところをこのアルバムで作れたんじゃないかなって。それがすごく色濃く出たなって思います。