井上尚弥「長期間をかけての仕上げはプラスだった。10日前の相手変更も何とも思っていない」と急遽のキム・イェジュン戦にも自信

この1カ月を振り返った井上
 また「1カ月の延期はボクサーにとって気持ちの持ちようでなんとでもなるかもしれないが、10日前に相手が変更というのは対応しきれない選手もいるかと思う。ただ自分はどんな相手でも自分のボクシングを一致させる引き出しを多く持つということを意識して練習してきているので、そこに関しては自分は何とも思っていない」と対戦相手の変更についても問題なしの姿勢を見せた。
 
 イェジュンの印象については「スタイルでいうとスイッチヒッターの印象。映像的にはさらっと見た感じ。あとはこの自分のボクシングの25年のキャリアの引き出しを信じて、当日、試合をしたい」と語った。
 
 そして「まず、サム・グッドマンとの試合を楽しみにしていた方には非常に申し訳ない形になってしまったと思いますが、こうしてキム選手が試合を受けてくれたことに対して感謝していますし、この試合に向け自分は最大限のリスペクトとしてばっちり仕上げました。そして試合当日は全力で挑みたい。なので明後日の試合を期待して楽しみにしていていただければ」と延期とカード変更で心配させたファンにメッセージを贈った。