白幡裕星が林佑哉を破り復活。王者・黒川瑛斗への挑戦、バンタム級の活性化をアピール【Krush】

試合後のマイクで熱いメッセージ(撮影・蔦野裕)
 試合後のマイクで白幡は「まだ帰らないでください。前回の10月の試合で、しょうもない試合してメインイベントして、プロ格闘家を気取ってました。そこから3カ月、本当にいろんなことがあって、悲しいこととかもいっぱいあったんですけど、こうやってまた勝って戻ってくることできてうれしいです。黒川選手もチャンピオンでマイクで“出直してきます”って言ってたんですけど、そういう言葉をかけさせてしまったのは自分なので、今年、Krush、もう一回、次はバチバチ行くんで、次はもっと練習するんで、バチバチにKrushらしい試合をしたいんで、もう一回やらせてください。で、5月、『THE MATCH』っていう大きい大会があるんですけど、自分はそこではなくて、5月のK-1横浜大会に出場したいです。K-1のバンタム級、今、チャンピオンが長きに渡って試合をしてなくて、その期間ずっとこの階級が動いてないのもちょっとどうなのかなって僕は思うんで、王者決定トーナメントでもどうでしょうか? どっちでもKrushのタイトルでも5月のK-1のトーナメント、まあこれは1人の選手としての提案なのでどうなるかわからないですけど、今年はバンバン試合をして、本当にこれからも勝ち続けていきます」とバンタム級の活性化をアピール。
 
 そして「最後に一つだけ言いたいことがあって、ちょっと長くなっちゃったんですけど。お母さんが今日、誕生日なんですよ。兄弟4人いる中で俺が一番言うことも聞かないで、腕にタトゥーとかも入れて親不孝なのかもしれないですけど、これから俺のお兄ちゃんと一緒にこのバンタム級もっと引っ張って、お金も稼げるようになって幸せにするので、これからもどうぞ長生きしてください。愛してます。こうやって愛を伝えることって、本当に恥ずかしいし、照れくさいし、言えない時もあるかもしれないですけど、人間いつ何が起こるかわからないので、僕がきっかけでもいいんで、大切な人、家族、信頼できるる人に愛を伝えてあげてください。今日はありがとうございました」と母親への感謝の言葉を述べた。
「Krush.170」(1月26日、東京・後楽園ホール)
◆プレリミナリーファイト第1試合/Krush女子アトム級/2分3R
●加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)(判定0-3=26-30、26-30、26-30)坂上りま(岡澤道場サイクロンジム大船)○

◆プレリミナリーファイト第2試合/Krushフェザー級/3分3R
○小野寺隼(K-1ジム大宮チームレオン)(判定3-0=30-28、30-28、29-28)森川 絆(POWER OF DREAM)●

◆第1試合/Krush女子フライ級/3分3R・延長1R
●Yuka☆(SHINE沖縄)(判定0-3=27-30、27-30、27-30)木村萌那(K-1ジム目黒TEAM TIGER)○

◆第2試合/女子-53kg契約/3分3R・延長1R
○麻央(K-1ジム心斎橋チームレパード)(判定3-0=30-29、30-28、30-29)瑠華(team未来)●

◆第3試合/Krushフェザー級/3分3R・延長1R
○水津空良(team NOVA)(判定2-0=29-29、30-29、30-29)渡邉 陸(POWER OF DREAM)●

◆第4試合/Krushフライ級/3分3R・延長1R
○吉川仁清(WIZARDキックボクシングジム)(1R1分29秒、KO)菊地海斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)●

◆第5試合/−66,5kg契約/3分3R・延長1R
○松岡翔大(KING CONNECTION)(1R2分40秒、KO)石田 廉(top UN)●

◆第6試合/Krush女子ミニマム級/3分3R・延長1R
○高梨knuckle美穂(K-1ジム五反田チームキングス)(判定2-1=29-30、30-29、30-29)MOE(若獅子会館)●

◆セミファイナル(第7試合)/Krushウェルター級/3分3R・延長1R
○山際和希(谷山ジム)(2R3分3秒、KO)“DARUMA”健太(K-1ジム蒲田チームアスラ)●

◆メインイベント(第8試合)/Krushバンタム級/3分3R・延長1R
○白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)(判定3-0=30-29、30-28、30-29)林 佑哉(K-1ジム大宮チームレオン)●
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